若くてエネルギーが有り余っていた頃は、時に暴走しすぎることもあった。湧き上がる元気を自分でセーブできないときもあったのだと思う。

 歳を重ねて、そうした暴走がなくなって楽だと思いきや、虚無感というか、どこか漠然とした寂しさも感じている。いろんな欲望に振り回されて走り回っていた頃は、失敗もしたけど楽しかったよな、と。

 

 いかん、書いていることが本気で年寄り臭くなってきた。

 

 

 それでどうなったかというと、あきれたことにやや気持ちが上向きになっている。タンパク質を摂れば元気になるという人間の生理は、なんと単純なものか。

 

 ところで欲望のもうひとつの最たるものである性欲も、これもどうやら食にかなり影響されるようだと、我が身の体感にて再認識している。こちらは仕事、いやライフワークに直結することなので、きちんと真面目に考えたい。

 

 さて、今夜は何を食べよう。