人間のネガティブな面の欲求、たとえば破壊衝動は、アクションに昇華されてハリウッドが大々的にエンターテイメント化している。

 怖いもの見たさという欲求は、ホラーという一大ジャンルを築いている。

 なのに、なぜ性の分野だけはいつまでも日陰者で、リビドーを表現しようとすると、蔑視に近い目で見られるのか。


 官能をきちんとエンターテイメントにしたい。

 読者の魂を揺さぶり、読んでいてわくわくするような作品を届けたい。


 作家・瀬井隆は、生涯それを追い求めてゆきます。