いやぁびっくりしました、村上龍先生の電子書籍会社設立のニュース。だって昨日の朝日新聞のインタビュー記事では『歌うクジラ』の配信の件で「電子書籍で利益を出すのは大変だが」っておっしゃってたんですよ。
明日詳しい話があるみたいですね。興味津々で聞きたいと思います。それにしても、いいなぁ、村上龍先生の会社で電子書籍が出せたら最高だろうな。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
最近、書く場所がマックカフェからミスタードーナツに移動しつつあります。どうも、街中のマックは騒がしくて。
いや、その雑念とした感じが良かったんですけどね。若い子たちのリアルな会話も盗み聴きできるし。
昨日は隣にいた女子高生のグループが「○○ホテルに行ったんだけどぉ、近くに自転車停めて歩いて入ったのに疑われてさぁ。あれって絶対カメラで見てるよねー」なんて大声で話してました。
ネタが転がってるのはいいんですけど、ただ、マックは雄たけびを上げるやつが多すぎる。そこの男子! 女の子の「ぎゃははは!」は許せても、男の叫び、あれは聞くに堪えんぞ。
というわけで、多少は静かなミスドが最近の仕事場に。こちらの客層も高校生が多いんだけど、まだ節操のある子たちが来るかな。陽が落ちるとご出勤前のお姉さんたちがミニスカで脚を組んでたりします。いや別にそれを見るのが目的じゃないんですけどね。
ミスドは雰囲気がいいですね。実は田舎者にとっては、ハンバーガーショップよりも小さいときから憧れの対象だったりするんです。中学生のとき初めて大きな街に行って、駅ビルで食べたドーナツは、忘れもしない甘い甘いブルーベリー味でした。こんな美味いものが世の中にあるのかと、ちょっとしたカルチャーショックでした。
その後高校、大学と進んでも、どことなく特別な意識は変わらず。店頭に流れる山下達郎さんの歌が、古き良き時代のアメリカ、実際には50年代のスクリーンにしか存在しないであろう華やかな夢を歌っているようで、それだけで胸がときめいたものです。
それから長いブランクがあり。最近では飲みに行って帰る前に、繁華街にある店の店頭で、子供への免罪符のようにテイクアウトボックスを買う場所になってました。
通り過ぎるのではなく居座るようになって、昔憧れていた場所にようやく居場所を見つけることができた気がします。
ポットを抱えて「コーヒーのお代わりいかがですか?」と言ってくれるスタッフさんに笑顔を返すのは、うーうー唸ってるときにふっと思考を戻してくれる、絶妙の息抜きだったりします。ミスドのスタッフの人って、ほんと笑顔で気持ちいい。
奥まった席で、カップルや家族連れや女の子同士の会話を聞き流しながらカタカタ書いてると、ふと自分が時空の彼方に置き忘れられた古き良き時代に身を置いているようで、少しだけトリップした気分になれます。他のファストフードの店内はどこまでも現実なので、やはり僕にとっては特別なのでしょう。
でもこの間ふらりと入ってきて「饅頭はないか?」と言っていたお爺ちゃん、それはいくらなんでも無理だと思うよ。
【#twnovel 】
春と秋の服って、同じなんですよね。言うまでもないことなんですけど、なんとなく、へぇ、と。
↓
春から半年が経ったんだと、ふと気付いた。半年前はやたら片ひじを張っていた気がする。今年はあれとこれとそれを実現するんだ。今年が残り少なくなると、あの日々が懐かしい。こうやって日々は過ぎてゆく。世界はまたこともなく。半年前と同じ長袖の服で、春の新茶を入れて飲もう。