韓国ドラマ『誰だって無価値な自分と闘っている』も、8月中に観ていました。
大好きなドラマ『ディアマイミスター~私のおじさん~』と同じ脚本家パク・ヘヨンのドラマだと聞いて、期待して見ました。



学生時代の仲間は次々と成功していくのに、20年以上デビューできずにいる映画監督ファン・ドンマン(ク・ギョンファン)が、仲間や兄や、まわりの人たちを巻き込んで人生を突き進んでいくドラマでした。

人間関係がなかなか複雑で、一言で説明はできないのですが、主人公のドンマンが、才能ある脚本家ピョン・ウナ(コ・ユンジョン)と恋に落ち、真剣に向き合い、結果としてお互いに高め合う過程は感動的でした。ウナがドンマンをセーターの中に包み込むシーンはドキッ、キュンとしました♥️新たなラブシーン定番になるのでは…!?

考えさせられるのは、ウナの幼少期の壮絶な虐待経験。
この経験をもとに、韓国を代表する俳優が出演したいと思うほど素晴らしい作品をウナは生み出す。
じゃあ、この経験をしたほうがよかったのか?ウナを捨てた母親(大女優)は、自らの責任を消化するかのように娘の才能を高く評価する。
しかし、幼少期にあんな虐待を受けることを肯定していいのか。当の被害者は大きな苦しみを抱え続ける。いつまでもトラウマを引きずって、フラッシュバックが起きて、いいことなんて何もない。これを肯定してしまうと、戦争の体験も良かったことになってしまうのではないか。
このドラマを見て私が一番注目したのはこの点でした。

資本主義社会で価値を認められなくても、生きているだけで価値があるよというメッセージを発しているのかな。でも、結局最後はドンマンも成功して、資本主義の社会の中で価値を認められるので、うーん、そうなのかーモヤモヤと正直思った。ま、仲間の助けあっての成功ですけどね。