朝方、一度目を覚まして又うつらうつらとして眠りに入りました。
私は二階の窓を通り抜け、空を飛んでいます。
顔に風を感じて、リアルな感覚もありました。
そして着いた所は、海の中に朱色の大きな鳥居があったので、たぶんそこは以前に行った広島県安芸の宮島だと気づきます。
その鳥居を飛びながらくぐって着地をした私は、厳島神社へ参拝しに行こうとして、ふと右手を見ると小さな御社を見つけました。
まず、こちらから参ろうと思い、二礼をしてパンパンと柏手を打つと、その音がまるで鈴を鳴らした様な高く澄んだ音が響きわたり、私はなんて美しい音色が出たんだろうと感動したのを覚えています。
その時の鈴の様な音色が忘れられずに、のちにカタカナのウリンと言うハンドルネームだったのを宇宙の鈴と言う意味の宇鈴に変えました^ ^
そして、なぜかその小さな御社に私が入っていくと狭い部屋の中に和風の着物を着ている少女らしき女性が後ろ向きに座っています。
7〜8才くらいのその少女が、くるっと向きを変えて私の方を見ました。
そうしたら顔つきは、少し寂しそうな顔をした大人の女性の顔だったんです。
あれっ・・・?
ここに祀られている神様かな?
と思っていると、
私はなぜだかおもむろに、その女性の頭をつかんで、自分でも訳の分からない呪文の様な言葉を言いいながら頭から白い蛇を取り出して外へ放り投げました。
その窓はガラスとかもはまっていない、ただ空いているだけの窓でした。
部屋の窓から見る外の景色は、山の上から見ているくらい高くて、うっすらと雪景色の様に見えました。
あれっ、いつのまにこんな高い所にいるのかしら?
山に登った覚えはないんだけど?と思いつつ、その部屋の窓から下を見ると、下の方に鹿が数頭座って居るのが見えました。
ただその鹿の角はトナカイくらいの立派な角が生えています。
そして私は『もう時間がないから!』と言いながら、その小さな女性を抱き抱え窓から空へと放り上げたんです。
そうするとその女性は上昇しながら、だんだんと透明に近い姿になっていって大空へ昇っていきました。
下に居た鹿たちも、気配を察知してか皆が空を見上げていました。
私はもうすぐ目が覚めるのを感じていて、そして目が覚めました。。。
当時、この夢のことを霊的感受性の鋭い友人に話したところ、その場所は宮島の弥山の上にある御山神社ではないかと教えてもらい、数年後に実際に行って来ました!
(それまでは、弥山の上にそんな神社があることは知りませんでした。)
そして実際に行ったら、まさに夢で行った所と良く似ていて、ビックリしました!
それに夢では雪景色の様に見えたのですが、実際も巨石が白っぽく見えました。
宮島の弥山の上にある御山神社は、厳島神社の奥宮らしいです。
なので宗像三女神が祀られていて、お社は三つあります。
向かって左が田心姫神で、
真ん中が市杵島姫神で、
そして右が瀧津姫神です。
私が入ったお社は向かって右端の瀧津姫神のお社だと思っています。
そこから見る景色が夢で見た所とよく似ていました。
それからは瀧津姫神のことが気になって仕方がない時期もありました。
気になる感覚は、まるで妹や娘のような愛おしさに近いものなのです。
また同時に田心姫神のことも、何故かとても気になっています。
こうして何年たっても覚えている夢は私にとって大切な意味があると感じています。
あの夢は、私に何を伝えていたのか?
もしかしたら過去世での私の事かもしれないと思ったりもします。