こんにちは
四柱推命学 師範
續 惺令(つづき せいりょう)です。
台風10号の影響で、夏休み明け早々から臨時休校やホテル・店舗等の休業となり、自宅で静かに過ごしている本日。
先ほど読み終えたのですが、いつもとは少しジャンルの違った本にしました。
我が家には、たくさんの本があります。
というのも、長女(現在大学3年生)が生まれた頃から、毎月二冊ずつその月齢・年齢に合う絵本を届けてくださる童話館ぶっくくらぶ配本サービスを利用していたからです。
長女が中学を卒業するまで継続しました。
素晴らしいセンスで選んでくださるんです。
しぶいというか、さすがというか。
気になる方はどうぞこちらを💁♀️
我が家が利用させてもらった頃とは
違うこともあるかも?
もちろん配本の最初は、ずっと絵本なのですが、
小中学生になると色んな本が送られてきます。
時には保護者向けに一冊追加されたり。
今日は、そんな中から一冊選んで読みました。
(読んだことのない本がたくさんあり、いつかすべて読んでしまいたいと思っています。)
選んだポイントは、著者が松谷みよ子さんだったから。
子どもの頃、実家にはこの方の本があり、
怖いながらも何度も読みました。
ちなみに、この二冊です。
(まさにこんな怖い雰囲気の本でした💦)
(こんな表紙ではなかったなぁ)
そして、松谷みよ子さんの著書で、みなさんがよくご存知であろう、そして我が家の本棚にもあるのはこちらの絵本たち。
話は戻りますが、
今日読もうと思って選んだポイントは、
本のタイトルの「秘密」という言葉。
やっぱり妖しい物事が好き
読み進めて行くと、
予想とは全く違う内容でしたし、
私の愛する見えない世界も含まれていました。
本の最後の解説にも書かれていますが、
この本は『祖父たちが償おうとしなかった罪を、孫の世代がみずから引き受ける物語』です。
そして、『祖父の過去の秘密』は真正面から受け止めるには重過ぎるものでした
いま放送されている、NHKの朝の連続ドラマ「虎に翼」でも、来週から原爆に関する裁判がスタートします。
すでに戦争を知らない若者がいて、あくびをしながら戦争の話を聞くシーンがあり、
戦後79年という2024年のいまを生きる私たちは、このドラマの中の若者たちよりもずっと、戦争の恐ろしさを感じること、想像することが難しくなっていますよね。
戦争に関するテレビ番組や映画、本などに接する時
とても苦しくなるので出来れば避けたいという気持ちが出てくるのが、私の正直な気持ちですが、
それでも、どんな不幸な辛いことが起こっていたのか、少しでも知る努力をするのは大事なことだと思います。
『屋根裏部屋の秘密』は、戦後40年くらいのお話です。
〈直樹とゆう子の物語〉として、
『ふたりのイーダ』
『死の国からのバトン』
『私のアンネ=フランク』
『屋根裏部屋の秘密』
『あの世からの火』
という5冊を20年間をかけて書き続けたそうです。
ヒロシマやアウシュビッツ、七三一部隊などが題材となっていて、
解説にもあるように『「〈深く暗い民族の恥部〉におののきながら、あえてその全姿を私心をまじえず提出された」ものである』と。
対象は、「小学上級から」とされていますので、お子さまにはもちろん、大人の方にもおすすめです。
軽々しく感想を語れないほどの重い内容でした。
しかし、まだ地球上では戦争が起こっています。
そして、一見平和そうにしていて、いつどのようになるのか危うい空気はずっとあると思います。
恐ろしくて、悲しみしか生み出さない戦争を、
2度と起こさないように過去の過ちの歴史を学ぶ機会をすすんで作りたいものです。
台風は接近しましたが、有難いことに被害はなく
ゆっくりとした時間を持つことが出来ました
雨が多くてまだ注意は必要ですが。
また、土砂災害や洪水、竜巻突風など
台風被害の大きい地域の皆様、もうしばらくはかかりそうですが、どうかお気をつけてお過ごしください。
今日のブログは
読書感想文のような内容になりました。
時々、私の読書記録もこうして残していきたいと思います