こんにちは
ブログ更新の間が空いてしまいました。
いかがお過ごしでしょうか?
四柱推命学師範
續惺令(つづきせいりょう)です。
私について←少し自己紹介的なblog
早速ですが、今年の大河ドラマをご覧になっていますか?第一回から、衝撃の展開でしたね。
今日は、四柱推命に絡むところは、ほんの少しです。
でも、つながっています
わたくし、毎回欠かさずに鑑賞していますよ。
私の大好きな安倍晴明が、時々登場します。
(演じていらっしゃるのは、ユースケサンタマリアさんです。)
呪術で権力争いに絡んできます
ー絵本のように楽しんでいる愛読書ー
それはさておき、今気になっているのはまひろ(のちの紫式部)が、三郎の正体(藤原道長)を知ることになった、第四回「五節の舞姫」です。
タイトルにもなっている、五節の舞姫とはなんなのでしょう?
節、という漢字が使われているところからも、きっと暦(こよみ)や二十四節気(にじゅうっせっき)に関連する行事なのだろうとワクワクが止まらなくなり、知らないままでも今後のストーリーの理解に支障はないだろうとは思いつつも調べてみました
ということで、広辞苑第六版より
ごせちのまいひめ【五節の舞姫】
五節の舞を舞う舞姫。新嘗会(しんじょうえ)では四人で、二人(あるいは三人)は公卿の家
、二人(あるいは一人)は国司の家から出す。
ここから、元を辿って
ごせち【五節】
(遅・速・本・末・中声の五声の節の意)
①古代から朝廷で新嘗会(しんじょうえ)・大嘗会(だいじょうえ)に行われた少女楽の行事。儀式は毎年一一月の中の丑・寅・卯・辰の四日にわたり、丑の日に舞姫参入、その夜は帳台の試(こころみ)、寅の日に殿上の淵酔(えんずい)、その夜は御前の試(清涼殿で舞楽を天覧)、卯の日に清涼殿で童女(わらわ)御覧、辰の日に豊明の節会(とよのあかりのせちえ)が行われ、群臣の前で五節の舞が奏される。
この中の「五声の節の意」といいう言葉が気になったので、Weblio辞書も参考にさせていただきました。
五節の名は「春秋左氏伝」にみえる、遅・速・本・末・中という音律の五声(節)に基づくといわれ、・・・
ということで、音律にも関係しているようです。
広辞苑にも
ごせちのまい【五節の舞】
五節に大歌(おおうた)を伴って奏する少女の舞。中世に廃絶。近代に改訂して復活。
とありました。
つまりは…
①11月の中の、丑の日・寅の日・卯の日・辰の日の連続四日間に行われた五節という宮中祭祀の中で
②初日(丑の日)に舞われる舞を担当する貴族の姫たちがいて、
③ 舞姫に選ばれるのは光栄なことだったとも言えるが、貴族女性は人前に姿を見せないことがよしとされるようになったという理由などから、平安中期以降は配下の中級貴族の娘を代理に立てるようになった
というわけです。
今でもそうですが日付や各月・年には十二支、さらにいえば干支(かんし)が割り振られています。
例えば、今日[2024年2月14日]は
- 甲辰(きのえたつ)の年
- 丙寅(ひのえとら)の月
- 戊申(つちのえさる)の日
となります。
五節は、毎年11月のその1ヶ月間の中の、丑寅卯辰の日に行われていたとありますね。
そして、まひろは自分が仕えていた左大臣の娘(さらには宇多天皇のひ孫である源倫子)の代わりに五節の舞姫となって、舞を奏したのです。
三郎も五節の会場にいましたが、群臣に含まれるからです。
(群臣とは、多くの臣下・諸臣のことです。)
なるほどなるほど。
気になったところから深掘りしていくと、歴史的な背景などもわかり、ますます面白くなってきますね。
大河ドラマ「光る君へ」、次回も楽しみです!
前回には、のちの清少納言も出てきました。
ファーストサマーウイカさんが演じていますが、なんだかイメージ通りの雰囲気で笑ってしまいましたよ。
皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう!
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