アプリモンスターズ第47話感想 | 星流の二番目のたな

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デジモンフロンティアおよびデジモンアドベンチャー02の二次創作(小説)中心に稼働します。たまに検証や物理的な制作もします。
続き物、二次創作の苦手な方はご注意くださいませ。

アプモン47話の感想です。
当日に見てはいたんですが……あまりに私の好みドストライクの展開が来てしまったので、テンション上がり過ぎて悶え苦しんでました。うん、自分でも変態だなって思う。
ようやく落ち着いて感想書ける精神状態になったので書いていきます。後半ぶり返してたらごめんなさい←
まだご覧になっていない方はリンクから公式配信をどうぞ。

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第47話「勇仁の真実」
(9/2(土)12:59まで期間限定配信)
では以下、ネタバレ込みでいきます!
 
 
 
 
 
 
 
今日のスタートは夜の学校から。

ホラー苦手な星流でも分かる。これは、出るぞ。(笑)

案の定、勝手にパソコンや電灯が動き出す怪談じみた展開になり、ワトソン御一行様は巻き込まれ役を全う。

そしてアプリドライヴァー的には、勝手にスイッチが入るといえばブートモン。どうやらハル達の中学校に潜んでいるようです。

 

 

しかし、隠れている場所が分かっても、またちょっとしたことで驚かれ、飛んで行かれたら困ります。

そこで桂兄弟が秘密兵器という名の特殊プログラムを開発したそうで。

ガッチモンは、レイに促されるままに特殊プログラムを吸い込み、ガッチクローにインストールしていました。ただし、秘密兵器なので効果はまだ秘密(笑)

学校には、いつも通っているハルと勇仁が向かい、エリとアストラは別の役目に向けて待機することになりました。ハルが不安そうな顔をして、レイが厳しい目を勇仁に向けていましたが、理にかなった人選なんですよね……。

 

というわけで、夏休み中の学校に来たハルと勇仁。

しかし、ハルの頭によぎるのはレイの「勇仁に気をつけろ」という言葉。でも、ハルは勇仁を信じている、隠し事なんてないと言い返していました。……ハルは、最初の頃にアプリドライヴァーだということ隠してましたけどね。

学校中を探し回ってもブートモンを見つけられない中、ハルと勇仁が思い出したのは二人の秘密の場所である体育館裏。そこにブートモンは隠れていました。

一緒に帰ろうと説得するハル達でしたが、今回もガッチモンのちょっとした表情にビビってしまい緊急脱出発動(笑)しかし、どうにかガッチクローを当てて特殊プログラムを打ち込みました。

 

そして、作戦は第二段階へ。

特殊プログラムにより、ブートモンの現在位置をGPSで補足できるようになり、次に緊急脱出した時にはガッチモンのいる場所に来るように設定したとのこと。作戦の分かりやすい説明、感謝。

エリとアストラに与えられた任務は、ブートモンをびっくりさせてガッチモンの場所に送り込むこと。

ハルと勇仁はブートモンを捕まえやすい場所を探すことになりました。

 

 

 

CM明け。

エリ&ドカモンとアストラ&ミュージモンによるびっくり作戦が開幕。その前にエリ、郵便番号まで分かっても結構範囲広いぞ。

びっくりさせようと頑張るエリ達でしたが、ブートモンはびっくりし慣れてしまったという超展開(笑)そしてブートモンは走って逃げてしまいました(笑)いまだにアプリドライヴァー達を仲間認識してくれないのか(笑)

何が何でもびっくりさせなきゃならないということで、エリ達も猛追を開始。なんかもう、目的が「ブートモンを仲間にする」から「ブートモンをびっくりさせる」に変わってるんですが(笑)

 

一方、学校を歩くハルと勇仁の話題は来年の受験や進路の話に。1年後のことを話す勇仁の表情が、一瞬、曇って見えました。

そんな中、待機場所として見つけた場所は屋上。

そこで、ハルと勇仁は未来がどうなっても自分達は変わらない、最高の親友だと確認し合うのでした。

本当にこの二人仲いいな、と思いつつ、フラグをがすがす立てられてる気がして胸が痛い。っていうかもう清々しすぎて一周回って絶対フラグ。

 

エリ達によるブートモンとの追いかけっこは夕方までかかってしまいました。

散々びっくりさせようと頑張っていたエリ達でしたが、最後にブートモンの心に届いたのはエリの真摯な言葉。やっとブートモンと心が通じ合えました。

――と思いきや、エリの超絶かわいい笑顔にキュンしてしまったブートモン(笑)ここで緊急脱出が発動してしまいました。

 

……星流はその十数秒後の勇仁の表情にキュンしてましたけどね←

勇仁の目のハイライトが消えるの、表情が一瞬で変わるの、予告でもう見ていたはずなのに、やっぱりときめいてしまう。

そんな中、「無事に」屋上にただいましてきたブートモン。これでようやくブートモン確保――なーんて、なるわけないですよねっ!

背後から聞こえる、シャットモンを極アプリアライズする音声。

戸惑うシャットモンに、勇仁は冷たく「やれ」と命令を下し、シャットモンはブートモンを攻撃しました。突然の命令でも勇仁のいうことをちゃんと聞くシャットモン、いい子ですね。

不意の一撃によってチップになったブートモンを、勇仁が回収。

戸惑うハルに、勇仁がとうとう素性を明かしました。

彼は「大空勇仁」という架空の人間を演じていた情報収集用の端末、「YJ-14」。

その機械の腕からは、未知のアプモンチップが――。(ゲームやってたのでマークで正体分かりますが、一応黙っておく)

彼がリヴァイアサンの作ったアンドロイドであり、人工知能であることが明かされて今回は終了。

……視聴2回目だから落ち着いて見られるかと思ったら、最後の眼光でやっぱり平常心を失いました。好きになる対象は選べないんだ、仕方がない……。

 

この終わり方からのEDきっついですね(汗)

 

 

 

さて、以下は待ちに待った情報が開示されたので、色々考察という名の妄想を書きなぐります。

 

まず、大人のアンドロイドならともかく、小中学生のアンドロイド作って4年間人間として振る舞っていたっていうのがすごい。

だって、小中学生は成長するんですよ? 違和感のない程度に、少しずつ身長や顔つきを調整していってたってことですよね。端末名に年齢と同じ数字が入ってるのも、もしかしたら年齢ごとに体を変えていたからかも。

あと、成長と言えば身体測定。心電図は機械に干渉すればなんとかなりそうだけど、採血とか採尿とかどうしてたんでしょう。今回見えた皮膚の下、完全にメカだったのに。そういう日だけ、体内に人間の体液を仕込んでいたのかな。

もうこれだけで、リヴァイアサンの技術ヤバい……って思います。

 

それから精神面について、思い返してゾクッとしたのは、28話ラストの、勇仁が帰宅するシーンです。

あの時は「母親が怪しいのか?」と思っていましたが、改めて考えるとアンドロイドの勇仁に肉親はいないわけで、家族そのものが作られた存在ということになります。あの母親もアンドロイドなのでしょう。

となるとあの日常っぽい会話は、連れてきたオフモンに見せるための演技だったということになります。スキャン云々どころの話じゃねえ。

多分、アプリドライヴァーになる前の大空家は、不必要な家族団らんなんて全くなかったんだろうな、と思うと本当にゾクッとします。あれでしょ、ハルなんかが遊びに来た時だけ、すごく明るい家になるんでしょ……? オフモンが来てから今日まで、毎日楽しく暮らしてるように振る舞ってたんでしょ……?

 

ハルと親友になったのも、やはりリヴァイアサンの命令で新海電衛門の孫をマークしていた、ということでしょうか。この辺りは次話で語られそう。

 

 

 

 

ついつい語りすぎてしまいました(苦笑)好みの展開なのはもちろんのこと、この1年で視聴者がハルと一緒に積み上げてきた勇仁への信頼をひっくり返しにくる公式のやり口が、本当、最高です……!


次回は手に入れたブートモンを使い、とうとう人類アプリ化計画が始動するようです。

とっても楽しみです!