平成22年7月18日(日)
梅雨も明け、しかも3連休のなかび。
前日から、気合を入れて自転車の準備。
朝起きて、朝食もしっかり食べ。
7時半には、自転車に跨いでオフを楽しみます。
うぅーんんん。
行き先は、未定。とりあえず、利根川を下ろう。
目的地は、『銚子市』だっ。
利根川にさしかかった瞬間。
『海まで78.5キロ』の看板。
『あれ遠すぎ(冷汗)』
予定では、銚子まで片道70~80キロで、往復約160~170キロを
想定してましたが、利根川までで、もう20キロをカウントしてました。
という事は、往復を考えると・・・。(恐怖)
とにかく、ゴール地点を目指します。
利根川の河川敷をずーっと下って、
川沿いには、『あれっ。』
『ギュー、ギュー、モーモー』の牛さん発見。
その中の2匹は、堤防のすぐ隣に放され、
追突されないか横切る時は、恐ろしかった。
この地点で、『海までの距離約50㌔地点』だったような!!
行きは、風にも恵まれ追い風でぶっ飛ばします。
AVE 約35.0 ㎞/hで高速巡航。
カシマの煙突が見えてきた時点で、
あともう少しと思いながら、これから先が遠かった。
何回も引き返そうかと考えた。
しかし、自分の中でささやかに決めた一つの目標を
簡単に諦める事が出来なく、苦しくても
先を急ぎました。
その結果として、辿り着きました。
銚子の中でも最東端の『犬吠崎』に到着。
ここは、日本の中でも初日の出を
一番早く見れるところとも聞いた事があります。
梅雨が明けて、夏といえばやっぱり、『海』。
その『海』が見たくて、頑張った甲斐がありました。(感動)
『青い空』と『青い海』と、その隙間に
みえる水平線。
岸辺の波が砕けた時の『エメラルド・グリーン』
自然が作り上げるこの色彩が、
とても美しく、これを見たくここまで来た。
普通の自然の風景だけど、ここまで苦しんで辿り着いた
事に意義があり、人よりも数倍もの『キレイ』を堪能しました・・・。
さて、『夢の世界もここまで・・・。』
現実は、これからまってます。
ここまで、カウントした距離は、105キロ。
同じ道を帰るとなると、マジ死ぬ。
犬吠崎では、サイクリストがたくさんいました。
今日は、千葉でサイクルイベントがあって、
そのイベント参加者と帰る方向が途中まで
一緒だったので、便乗させてもらいました。
帰りは、ちょっと気持ちに余裕があったので、
先頭をひいた。
AVE約35キロくらいの高速巡航していると、
後ろから6人ぐらいついてきた。(驚)
信号待ちで先頭を変わり、
他の人に引いて貰い、その後は大人しくツキイチ君。
一人で帰るより、皆で列車になって帰った方が、
楽しいし、早い。
みんなありがとう。。。
結局成田まで、お供しこれから約50㌔が泣いた。
体力もエネルギーも残ってないし。
とにかく、我が街まで絶対に帰るの
『精神力』のみで、バイクを漕いだ。
途中で、コンビニよって休憩もいれたいが、
なんせ川沿いにコンビニなんかあるわけない。
ひたすら、漕ぎ続け隣町のコンビニで、甘いデザートを
流し込み最後の燃料補給。
ちょっと休憩して、漕ぐ以外の筋肉を動かすと、
『痛い』。全身に強度の重傷を与えている。
17時、自宅に帰宅。
身体を延ばすと、腰が曲がらない。
日焼けで脚が真っ赤。
適当に夕飯作って、バタンキュゥー。
ZZZ。 ZZZ。
走行距離 203キロ 走行時間 9時間33分
水分 4~5 リットルは飲んだ。
スピードは、かなり遅いペース。
まっ、200キロ走ってペースを気にするくらいなら、
ツールドフランスに出れるよ。
あくまで、アマチュア。趣味の一環だから、
完走するだけでも、素晴らしい事でしょう。