音楽が大好き脳性麻痺児はるきのママです
ブログデビューなもので、
何を書かせて頂いたらよいものかわからず、
思いついたのが、入会のきっかけとなった我が子はるきのことでした
はるきは早産の後遺障害で脳性麻痺となり、
手足も自分の意思では自由に動かせず、おしゃべりもできず、
でも音楽と同年代の子供達が大好きな３歳の男の子です。
そんなはるきをどうしても普通保育園に
入園させてあげたいと思い、昨一年間奔走しました。
賛成して下さる先生方の一方で、
一部の療育関係者からは大反対も受けました。
｢何もできないはるきを健常な子供たちの中に入れるのは危ない｣と…
でも、紆余曲折を経て、無事4月から保育園に入園し、
毎日ウキウキワクワク
笑顔で通園しています。そんなはるきの保育園での心温まるお友達との様子を少しご紹介させて下さい。
園庭にて はるきは園庭でみんなが遊ぶ時、たいていバギーに乗っています。
入園当初は、先生がバギーを押して、
はるきをみんなの輪の中に入れて下さっていたのですが、
次第にこども達が取りあうようにして、バギーを押して一緒に遊んでくれるようになりました。
泣いている時には、“ いないいないバー
”をして泣きやませてくれたりもします
そんなある肌寒い日のことでした。
予備の上着をひざかけにしてバギーに乗っていたはるきに、
一人の男の子が駆け寄り、「なんで服かけてんの？」と質問。
先生が「はるき君が寒くてかぜひかないようにしているの」と答えると、
なんとその子は、自分が着ていた上着をも脱いで、
はるきにかけようとしてくれたのです
お友達のいっぱいの優しさに包まれて…
感謝感謝です。
ドーナツ屋さんごっこ 先月、はるきのクラスではドーナツ屋さんごっこが流行っていました。
紙でドーナツを作る役、店員さん役、
パクパク食べるお客さん役などなど、本物そっくりです。
私が帰りのお迎えに行くと、
はるきもちゃっかりドーナツ屋さんごっこの
テーブルに入れてもらい、楽しんでいます。
何もできず、座位保持イス（障害児用の特注イス）に座っているだけで
精いっぱいのはるきに、
何かの役があてられているなんて予想もしなかった私。
ただ、椅子に座らせてもらって、見ているだけだと思っていました。
それが、はるきにもちゃんと役があるというのです
もちろん子供たちが話し合って、それぞれの役を決めているのですが、
『我が子はるきに務まる役って、一体…
』母親の私ですら、考え込んでしまうのですが。。
その役とは、なななんと、、、、、『社長
』だったのです。思わず、噴き出してしまいました
お返事「ハイ」と、ニッコリ笑顔、チュッ
が得意なはるきにはピッタリ！というか、この役しかないと思いました
子供たちってすごい！すごすぎる～
こんな優しく頼もしい子供たちのいっぱいの笑顔に癒される毎日です。
みんな本当にありがとう！
はるきママ