たった1分、されど1分。
家庭教師先の生徒たちの
学習空間、整理整頓のお話です。
成績をあげる
勉強をしたくない子どもたちを救う立場
学習空間コンサルタント™️の立場で
今回は厳しい話を1つ。
私立高校入試対策。
小問を解き、弱点補強をしていきます。
とにかく応用問題を解き進めます。
「答え合わせ、◯✖️だけノートに書いてね」
「あとで、自力で解き直すようにするのよ」
といったのも束の間。
彼女がごそごそ部屋の中を歩き回ります。
あーあれです、始まりました。
解答解説冊子です
無い!
さっきまであったのに!
はいはい、そんなものですよ。
大抵は直前まで使ったノートか
別の科目にテキストに挟まっているものですが。
彼女が探し物をするたびに
ストップウォッチで計測する私。
そして、こう話しかけるのです。
たかが1分されど1分。
その1分で、小問1問解けるでしょう?
毎日1分ロスしたとしたら、
私立入試日までに30問分の損をするのよ。
その1分で憶えた知識が合否を分けることも
きっとあるでしょう?
定期試験終了間際に
あと1分あったらなぁ、と思ったことも
あったでしょう?
使いたいモノの必要に迫られないと
「片付ける時間が勿体無い」
なんて思うのかしら。
情報の整理、現状の整理と把握をしながら
まずは整理と分類をしなさい。
彼女はポツリと呟きます。
「だって、みんなこんな感じだもん」
「私より酷い人いるもん」
うん、確かにそうかもしれないね。
ただ、ね。
みんなが誰かは知りませんけれど
あなたがどっちに向かいたいか、でしょう?
周りの人と同じでいいの?
目標は同じなの?
横並びなら納得するの?
みんなと同じように不合格なら納得するの?
あなたより酷い人がいてよかったね
この言葉は、あなたにとって
本当に役に立つ言葉なの?
あなたの人生はあなたのもの。
あなたが変わりたい、なにかを変えたいなら
現実を直視、客観視してみません?
中学生相手に手厳しいかもしれません。
でも、彼女が目の前にしている現実
自分が合格するということは
誰かを不合格にすることでもあるのです。
たかが1分、されど1分。
不必要なモノを取り除く1分だって
同じ時間です。
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最後までお読みいただき
ありがとうございます。
整理収納アドバイザー
そしてプロ家庭教師
学習空間コンサルタントの 中島亜季 でした。
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