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花粉症の予防と初期治療

花粉症の予防と初期治療

記録的な猛暑が終息し、朝夕は肌寒くなりようやく秋らしくなってきました。しかし秋になると花粉症に悩まされる方も多いのでは?

花粉症は草や木の花粉を原因物質(医学的には抗原と言われています)とするアレルギー性疾患です。花粉症にはくしゃみ、鼻水等の鼻炎と、目のかゆみ、めやに等の結膜炎が挙げられます。

日本人はアレルギー性結膜炎の患者は多く、なんとその数2000万人とも言われています。

一般的な抗原には春のスギ、ヒノキがその代表ですが、秋にもブタクサが抗原となりアレルギーが発症します。結膜炎は正しい治療を受けてなかったり、無治療のまま放置しておくと、重症化し角膜に潰瘍が生じることもあります。

花粉症の予防

・マスク・メガネ・帽子などを利用し、外から帰ったら、服などをはたいて花粉を落としましょう


・バランスのとれた食生活を心掛け、嗜好品や刺激物の摂取は控えましょう


・皮膚を鍛えストレスを無くすよう心掛けましょう

花粉症の症状

・頭が重い、ボーっとする

・くしゃみ・鼻水・鼻づまり

・皮膚の痒み炎症・肌荒れ

・熱っぽいだるい

・目の痒み充血・涙

・のどの痒み、かさつき・咳

・その他、イライラ・頭痛・不眠・食欲不振など

初期治療を始めましょう!

花粉症は悪化してからでは、薬が効きにくく症状もなかなか改善しません。

最近では花粉が飛散し始める2週間くらい前から抗アレルギー剤の点眼を開始する『初期治療』という方法が推奨されています。『初期治療』により症状が軽減できたり、症状が発生している期間を短くすることが出来ます。しかし、数ある抗アレルギー点眼には初期治療に有効なものと無効なものがあるので注意が必要です。眼科以外(耳鼻科など)でもらう抗アレルギー点眼では初期治療にならない場合があります。毎年花粉症の症状の出る方は、早めに「眼科」でご相談下さい。

村上先生の短歌に親しむ

自歌自注

鉄の門鎖したる庭に美容柳咲き満ち主を久しく見ざる

                     村上 照男

解説

立派な鉄の門扉が閉ざされている。

その内側の庭には今を盛りに美容柳が咲き満ちている。

しばし見惚れていたのであるが、ここのご主人には長く会っていないことを思い出した。

私より年寄りだから施設にでも入っておられるのか、もう1年も2年も見たことがないような気がして、思わずもう1度庭を見直した。

よく手入れされた庭である。

お元気であることを願って離れてきた。

・・という意味です。

短歌クイズ

ただ1つ惜しみて置きし白桃の□□□□を吾は食ひをはりけり

ヒント

白桃の何を食べたのでしょうか。

ひらがなで4文字です。

桃の部分ではありません。

抽象的な言葉です。

有名な歌ですから知っている方も多いでしょう。


答えは↓に!








正解 ゆたけき   作者は 斉藤 茂吉

総勢40人のご法事!

今日は、正月2日!

ご門徒さんの17回忌。総勢40人。


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お浄土へ参った、おばあちゃんの

4人の娘さんの子どもさんは遠くは、

イギリスから帰郷!


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住職がお参りいたしました。


写真はみんなが入りきらないので

一時移動してもらいました。


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ご恩のある、法味愛行のお同行で

みんなを愛し、愛される、素晴らしい方でした。


そんなおばあ様のご法事だからこそ、

多くの子孫が集まり、ご恩を味あわれたのだと思います。
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これが本当に幸せの形だと思いました。

おばあちゃんの生き様に学ぶ法事でした。


「法味愛楽」(ほうみあいぎょう)
「如来淨華(にょらいじょうげ)の衆は仏法の味わいを愛楽し、禅三昧を食となす」
と浄土論の中でのべられ、

「仏法を聞き味わうことを喜ばせていただく」という意味。