1日3食以上食べてた思春期。

ひたすら食べてるそんな時、私は無意識に必ず食品表示、栄養成分表示、パッケージデザインを見ていた。(今も(笑))



その時に友人の言った言葉を今も覚えている。



食べ続ける私に友人が言った。



友「セイラさ、食べる時いっつも食品表示見てるよね(笑)なんでなん?」



セ「あー、そう言われれば、そうかもw(笑)でも、だって面白いやん♡」



友「どこがwww?!(笑)」



セ「色々な物が入っとるし、こんな材料が入っとるんやなって思うだけでワクワクするやん♡」



友「ふつうそんなんでワクワクする??アタシ、セイラの頭の中、よう分からんわw(笑)ていうか、そういうところも、セイラは天然キャラ出とるよねw(笑)」



セ「だって!!このヨーグルトの原材料見て!!ゼラチン入ってるか入ってないかで食感違うやん??ブルガリアは入ってないけど、グリコは入ってるから、スプーンですくっても形あってさぁ♡見て♡コレ♡グリコは三角♡イタリアンジェラートみたいやろ!ほら、マッターホルン♡イタリアもブルガリアも、あーーーどっちも捨てがたい!けど、今日はグリコの気分でさ、イタリアの勝利♡」



友「やっぱ、セイラの頭の中、なぞw(笑)゚(゚ノ∀`゚)゚。」








思考することを

ふわふわスピは否定する。



私は普段、1つのことに対してもひたすら思考している。

気になるもの1つ1つに、理論を求めている。



それは、畳の縁の模様から、人間の思考まで、気になるもの全てに法則性や理論を知りたくなる。


「なぜ、そうなるのか?」

「何のためにそれは起こるのか?」

「なぜ、そんな考えに至るのか?」と。





ただし、

私のこのスタイルは、あくまでも内面のものであり、表には出さない。



表に出してしまえば、たちまち付き合い難いヤツ、説教じみたヤツ、理論的で面白くないヤツ、気難しいヤツ、変なやつ。

そんな風に捉えられ、友人は逃げていく。たぶん。






ここは、スピリチュアルや自己啓発を語る場所。


だから、内面を語ってる。



通常モードで、こんなことはさほど喋らない。

ましてや、スピを絡めて喋るなどほぼ無い。






だから、思考はするが、現実生活の面においては、理論的なことは周囲に出さない。



極近しい人とか、子供達なんかには言うけど、最低限にしている。


「あー、またセイラの説教が始まった....( ´⚰︎` )」と言われるからね(笑)


まあ、だから、一般的に見て、めんどくさいやつなわけよ。






内面を見つめる人とは、ネガティブそうだし、暗そうだ。




そういう意味で、スピ界では“思考することを否定する”ことがある。


しかも「直感重視で生きろ」と説く者までいる。




そもそも、自分を見つめるとか、考えるとか、それがなければ精神世界の論理は構築されなかった。

哲学者など、ひたすら考えた人達だ。



それなのに、「直感重視」は、いただけない。




確かに、

努力を重ね、四方八方手を尽くしたが行き詰まった。
そこで直感が湧いた。
直感的にビビビとくるものに出会えた。という実例も山ほどある。




しかし、それは

過去の経験と照らし合わせる事が出来るからこそ、

「その直感が活きるものになる」

という確信が持てるのである。



ただ、何もせずに、直感を受け取るだけというスタイルはただの怠慢であると私は思う。




30階建てのビルの屋上に立ち、
「ここから落ちても死なない!!」という直感を得たら、

飛び降りるか?

そういうことです。




もちろん、バランスを取る必要はある。
いちいち考え無くても事が進むものに対しては、無意識的に関わればいいし、天の恵みだと感謝し受け入れるのも良いと思う。



ただ、直感を得た時に
「この直感が妥当なものか?」と精査するべきだ。

その時、過去の経験が判断材料になる。




経験の深さを知ることもせずに直感など扱えない。


「直感重視で生きる」という表面的な言葉に囚われ、ふわふわしてしまう可能性があるという事に気付いていた方がいい。


思考を蔑ろにしないこと。





また、思考を大切にすることで、
緩める箇所もタイミングも見えてくるようになる。








私はよく自己啓発や哲学の動画を観ているが、講師それぞれ味があって面白い。




ポジティブにモチベーションを上げるビジネス自己啓発系のK氏。


K氏自身もいつもめちゃくちゃ明るく、何でも“楽しい” に変えられそうな人だ。

動画を観てるだけで、モチベーションが上がる。






哲学系のS氏は、淡々と説明してくれる。

言葉を丁寧に選び、あちこちから例え話を出し、いかに分かりやすく伝えるかを考え喋ってくれる。

また、私情や自分の経験談を殆ど挟まない学問的な説明が多いため、基本が入ってきやすい。





また、今、旬の実業家達のスピーカー力(りょく)も凄まじい。

経験談には、重さと説得力がある。




これら、ただのジャンルとスタイルの違いであるが、変にスピリチュアルにかぶれたらポジティブ要素の強いものばかりに惹かれる傾向にある。




一見良さそうなのがポジティブなK氏だ。
聞いてて楽しい。






だけど、K氏は単純にポジティブなだけではなく、K氏が過去の経験から考え抜いたからこそ、今、“ポジティブの大切さ” を人に伝えることが出来るのだ。


暗い出来事を自分の力でポジティブに変えてきたから言えるのだ。

これを忘れてはならない。




自己啓発系は自分を見つめて変えて、自力で頑張っていくことを促すからどハマりしなければいいと思う。



でも、ふわふわスピリチュアルは高次元や宇宙など目に見えない漠然としたものを持ち出し
ポジティブ要素を強調する。


「手放しで楽になれる!」は、

怠慢を促す言い訳だ。


“現実逃避を肯定する作業” に勤しんでどうするんだ。






私の経験上、人は、考えなければ、停滞するか落ちていくと思っています。


だから、私は直感だけを重要視しないし、自分で考える事を前提に向き合います。






さて、今年度から小中学校では、道徳の授業化が始まりました。


道徳の授業では活発に意見交換がされています。




ある日のテーマ、

「夢に向かって努力するには、何が必要だと思いますか?」


先生の質問に生徒が答える。


・継続させること
・小さな目標を立てること
・するという意志を持つこと
・何でも取り組むこと
・諦めないこと

様々な意見が挙がった。




では、“理想の現実を掴むため” にスピで流行ってるものを取り上げてみよう。


「直感に従う!!」

「高次元とつながる!!」

「宇宙におまかせする!!」





・・・・・


そんな言葉を小中学生の前で言えるだろうか??



これを教育に取り入れてしまったら、どうなるだろう。


若者達は勉強もスポーツもしなくなる可能性がある。


将来その日暮らしを余儀なくされても、宇宙の流れだから仕方ないと流れていく。



そんな怠慢を許していたら日本はどうなるだろう...



「若者達の将来のために教えられること」

それが誠実さを伴う『ものの考え方』である。



現実世界に足を着けて歩くことを促すものだ。





冒頭の私の「食品パッケージをひたすら見る」というヘンタイ的な行動。

これは後に、現実的に仕事に役立った。

仕事においても考える事は辞めなかった。

日常から何についても考えるという作業があったから、解明したくて調べることもした。

だから、人の相談にも乗れるようになった。




多くの人の悩み事は、論理を説明していくだけで、絡まった糸は解れていくと感じることが多い。


殆どの人が意識次第で変われるものです。
霊的障害を抱えていて、それに対応する必要性のある人は少ない。



見えないものに執着せず、ふわふわに頼らず、


自分の考えうる全てをやり尽くしてみること。



直感力を高めるとは、そのベースがあってこそなのだ。






ニモ。


ドリーとニモのツーショットが欲しかった。

ツーショット。
ヒレの大きさが左右対称なので、ニモのお父さんかもしれません。

ドリーは何でもすぐに忘れるんだよね。
シドニーワラビー通りPシャーマン。


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