何もしない休日が、こんなに幸せだったなんて

最近、休日を家で過ごすことが増えた。

私はもともと旅行が好きだし、アクティビティも好き。
知らない場所に行ったり、景色を見に行ったり、予定を詰め込んで一日中動き回るのも楽しい。

だから、休みの日もじっとしているより、どこかへ出かけることが多かった。

でも、最近ふと思った。

私、土日までアクティブすぎたんじゃないかな。

月曜日から金曜日まで、仕事で慌ただしく過ごしている。

平日は朝起きて、仕事に行って、帰ってきたらご飯を食べて、お風呂に入って、また次の日。

そんな毎日を5日間過ごしたあと、ようやくやってくる休日。

本当なら、そこで一度ちゃんと休んでもいいはずなのに。

「せっかくの休みだから」と、出かける予定を入れていた。

旅行に行ったり、遠くまで遊びに行ったり、朝から晩まで予定を詰め込んだり。

もちろん楽しい。

楽しいんだけど、月曜日になると、なんだかもう疲れている。

そこで最近は、意識して「ゆっくり休む休日」を作るようになった。

これが思っていた以上に、すごく幸せだった。


朝は、いつもより少しゆっくり起きる。

コーヒーを丁寧に淹れる。

パンを焼いて、ホットサンドを作ってみる。

特別な材料なんてなくてもいい。

家で温かいものを食べて、コーヒーを飲む。

それだけで、なんだか贅沢な朝になる。

朝からヨガに行く日もある。

身体を動かしたあとは、急いで次の予定へ向かわず、ゆっくり買い物をして家に帰る。

そして、お昼ごはんは自分でパスタを作る。

平日に食べるおにぎりを握っておくこともある。

以前だったら、

「休日なのに作り置きしてる」

と思っていたかもしれない。

でも今は、こういう時間も結構好きだ。

自分のために、自分の生活を少し整えている感じがする。


午後は、さらに何もしない。

ドラマを見たり、本を読んだり。

カバンの中を整理したり。

フルーツを食べたり。

旦那とどうでもいい話をしたり。

将来どんな家に住みたいか、二人で考えたり。

そして、疲れたらそのまま寝転ぶ。

本当に、ただ寝転ぶ。

何かをしなきゃと思わない。

「せっかくの休日だから、もっと有意義に過ごさなきゃ」

とも思わない。

ただ、ゆっくりする。

夕方になったら夕飯を食べて、お風呂に入る。

たまには銭湯に行く。

それだけ。


そんな休日を過ごしていると、

「何もしないって、こんなに幸せなんだ」

と思うようになった。

旅行も好き。

アクティビティも好き。

これからもきっと、いろんな場所に行きたい。

でも、毎週どこかへ行かなくてもいい。

休日だからといって、毎回特別なことをしなくてもいい。

家でコーヒーを淹れて、好きなものを作って食べて、本を読んで、夫と話して、少し家を整えて。

疲れたら寝転ぶ。

そんな一日でも、ちゃんと幸せだ。

むしろ、平日に慌ただしく働いている今の私には、こういう時間が必要だったのかもしれない。

「休みの日くらい、何かしなきゃ」ではなく、
「休みの日だから、休もう」。

そう思えるようになっただけで、休日の過ごし方が少し変わった。

特別な予定のない土曜日も、何も決まっていない日曜日も、今は楽しみになった。

何もしない休日。

それは、退屈な休日ではなくて、

自分の暮らしをゆっくり味わう休日なのかもしれない。