秋分の日がもたらす調和と変化のパワー：心を整え、新たな自分と出会うタイミング

今日、9月22日は、秋分。
太陽がてんびん座に入る瞬間で、
昼と夜がほぼ同じ長さになる特別な日です。



このタイミングは
「調和」と「バランス」を象徴し、
特に人間関係や公平さ、
そして私たちがどのように
他者と関わっているかに焦点を当てる時期です。



あなたと他者のバランスを見つめ直す

秋分の日、太陽がてんびん座に入ることで、
私たちが自然と意識するのは「バランス」です。

自分自身と周りの人々との関係性において、
どのように調和を保つかがテーマになります。

特に、対人関係において
「自分がどれだけ他者に与え、そして受け取っているか」を見直す良い機会です。



感情が揺れる時期でもあります

この秋分を迎える直前、
月はおひつじ座にあって
自己主張や自立心が強くなる影響を受けます。

協力し合いたい気持ちと、
同時に自分の意志をしっかり通したい
という感情がぶつかることもあるでしょう。

もしかすると、周囲の期待に応えることと、
自分の望みとの間で迷うことがあるかもしれません。

けれど、それはあなただけが感じているわけではなく、
みんなが同じようにバランスを探っている時期です。



愛と豊かさが広がる時間

幸運なことに、金星と木星が調和的な関係にあり、
愛情や豊かさが自然と広がる時期でもあります。
人との絆が深まったり、創造性が増すことが期待できるでしょう。

特に、この秋分の時期に周囲と心を通わせることが、
未来に向けて豊かさをもたらす鍵となるかもしれません。今感じているポジティブな気持ちを、
恐れずに周りの人と分かち合ってみましょう。



変化のエネルギーに向き合う

一方で、天王星が逆行している影響から、
私たちの価値観や慣習を見直す時期が訪れています。

古い考え方やパターンを手放し、
新しい視点で物事を見ることが求められているのです。
この変化は、時に不安を感じるかもしれませんが、
少しずつ新しい価値観を受け入れることで、
あなたの未来が開けていくはずです。



大きな目標に向けた行動を起こす

また、火星と冥王星の力強いサポートも受けているため、あなたが持つ夢や目標に向けて、
確実に前進するエネルギーが与えられています。
特に、この時期は何か新しいことにチャレンジしたり、
長期的なプロジェクトに取り組むには最適です。
恐れずに一歩を踏み出すことで、
大きな成果が期待できるでしょう。


この秋分は、ただの天体イベントではありません。
私たちにとって、
人生のバランスを見直し、
心から大切にしたい人や価値観と向き合うチャンスです。

そして、どんなにバランスが崩れそうに感じても、
その中に希望や成長のヒントが必ず隠れています。
変化が怖いと感じることもあるかもしれませんが、
未来の自分がその選択を
誇りに思えるような決断をするタイミングです。

あなたが感じている小さな違和感や悩みも、
秋分のエネルギーが優しく包み込み、
次のステージへ導いてくれるでしょう。
どうか自分を信じ、
他者との関係においても
新しい調和を見つけることを恐れずに歩んでください。
この時期は、
新たな自分と出会うための大切な準備期間です。

素晴らしい「秋分」になることを祈っています。



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霊感と霊力を見極めるために

霊感は多くても、霊能は稀

世の中、霊感を持つ人は少なくありませんが、
それが「霊能」という
高次の能力にまで至る人はごくわずかです。

多くの人が感覚的に霊的なものを
感じることはあっても、
それを特別な力として活かせるわけではありません。
むしろ、その感覚が原因で
人生に苦しむことも少なくないのが現実です。




私の霊感について

私も霊感は確かにありますが、
それを「力」として
他者に与えるようなものではありません。
私にとって霊感は、
あくまで自分自身の内面や状況を
見極めるための一つの指針に過ぎません。

それは人生を歩む上で、
判断材料の一つとなるものですが、
他者に影響を与えるほどの力には到底及びません。



霊感と霊力の違い

ここで大事なのは、
「霊感」と「霊力」を混同しないこと。

この二つは似て非なるものです。
そこを見誤ると、誤った期待や判断が生まれ、
周りにも自分にも大きな混乱や危険を招きかねません。
私の周りには昔から霊感を持つ人が多かったですが、
それが特別だとは思っていませんし、
特別、素晴らしい能力とも感じません。

しかし、霊力を持つ人は本当に稀です。
だからこそ、霊感があるだけで
霊能者と名乗るのは非常に危険です。

実際に、私も過去に鑑定したお客様の中に
霊感はあるが霊能者には及ばない人が、
ある日突然「霊能者」として活動しているのを
（現在も活動しています）
みると、とても恐ろしさを感じます。

霊力・霊能を持つ人は本当に稀で、
その力には器が必要です。




本物の器とは？

では、本物と偽物の違いはどこにあるのか？
私は、それを「器」で見極めます。
おちょこのような小さな器に大きなものは入らない。
プラスチックの器に貴重なものを注ぎ込んでも、
その価値を保つことはできません。
器が整っていないと、
大きな力を扱うことはできないのです。



正の神と邪の神の違いい

今のような、スピリチュアルブームよりも、
もっと、遥か昔に、こんな本を読んだことがあります。
世の中には「正の神」と「邪の神」が存在する、と。

どちらも同じような力を
持っているように見えるが、
決定的な違いは、
正の神は人を正しい道へと導き、
邪の神は人を惑わせ、
最終的には破滅へと追いやるという点です。

正の神は人の成長や幸せを願う一方で、
邪の神は欲望や混乱を助長します。
そこを見極められない者は、
邪の神に取り込まれ、道を誤る危険があります。

そして、スピブームが広がってしまった現在、
振り返ると、周りには「邪」の存在が溢れていて、
恐ろしいと感じます。



後進を育てる理由

だからこそ、
私は後進の占い師を育てようと決意しました。
間違った方向に進んでいる占い師や、
スピリチュアルカウンセラー、
挙句のはてには、スピリチュアルに過度に傾倒してしまったマーケターまで出現している有様です。

しかし、占い師というのは、
人に寄り添い、その人が良い人生を歩めるようにサポートする仕事です。

私たちは神ではない。
だからこそ、私たち自身が正しい道を歩み、
謙虚に生きることが何よりも大切なのです。

本物を見極めるために
見極め方は実にシンプルです。
人として、人の立場に立ち、謙虚に生きているかどうか。それだけです。
それができていない者に、
大きな力を扱う資格はありません。

どうか皆さんも気づいてください。
本物は、派手な力や表面的な力ではなく、
人としての在り方にこそ現れるのです。



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家系の歴史を終わらせる決断と、感謝の屋祓い

はじまりと終わりが交わる場所

私の実家は特別な名家ではありませんが、
家系図は1600年から続いているという歴史あるもので、
その重みを感じる一方で、
私の代で家を終わらせる役割を担うことへの申し訳なさと重圧を感じていました。

両親が亡くなり、
さらに昨年には支えてくれていた兄も天国へ旅立ち、
実家を継ぐ者がいなくなった今、
家じまいを決意することは容易ではありませんでした。

この家は昭和40年代に建てられ、
半世紀以上にわたって私たち家族を見守り続けてきました。内部は何度かリフォームされているものの、
父が大切にしていた庭の木々や、
立派な松の門構えは、
当時のままの姿で家の歴史を語ってくれています。



子供の頃、両親の仲は決して良いものではなく、
家族団らんの温かい記憶はほとんどありませんでした。
10歳のときには母とともに、この家を去り、
私は母と二人で、
兄は父と二人でこの家で暮らしてきました。

それでも、この家が建ってすぐのころ、
ある冬の夕食時に
玄関先にサンタさんからのプレゼントが届いたことは、かすかな家族のクリスマスの思い出として残っています。（兄が食事中に消えたので、彼が仕込んだことはバレバレでしたが、それでもそれは私たち家族にとって、唯一のクリスマスの記憶でした。）

楽しい思い出は少なかったけれど、両親の諍いや姉の暴れっぷりの中で、いつも私を守ってくれたのは兄でした。
その兄も昨年、若くして天国へ旅立ち、私は一人残されました。両親が大切にしていた家は誰も継ぐ人がいない。
そんな中、私も元気なうちに家じまいをする決意をしました。

両親の残したこの家は、家族の歴史そのものです。しかし、誰も継ぐ者がいないため、私も元気なうちに家じまいをする決意をしました。

ただ、この家にはただの物以上の何かが宿っていると感じ、家を見送るにあたり、ただ整理するだけでは足りない気がしました。

そこで、鎌倉からお世話になっている師僧にお越しいただき、屋祓いをお願いすることに決めました。
屋祓いとは、家の魂を鎮め、感謝の気持ちを込めて送り出す大切な儀式です。

師僧は加持祈祷の世界で非常に著名な方で、国内外から多くの弟子や僧侶がその教えを学びに来るほどの高僧です。そんな師僧が弟子さんと共に来てくださり、家じまいの重要な節目を丁寧に見守ってくださったことに、心から感謝しています。

屋祓いは、新築時の上棟式や地鎮祭と同じくらい大切な儀式です。
これからの時代、家じまいや墓じまいが増えていく中で、その土地や家に対する感謝を忘れないことの大切さを改めて感じました。
家の歴史や家族の思いが詰まったこの場所を、ただの物としてではなく、魂を持つ存在として送り出すこと。
それが、私にできるせめてもの感謝の表し方だと感じました。





長い間支えてくれた家に感謝を伝え、新たな一歩を踏み出すための屋祓いは、心に深く響くひとときでした。

家が見守ってくれた時間に感謝しながら、
新しい始まりを迎える準備ができました。
これから家じまいを迎える方々にも、
ぜひその土地や家に対する感謝の気持ちを
大切にしてほしいと願っています。




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