福島県 奥会津、三島町は「てわっさ」と言われる「手わざ、手しごと」で名高い、人口約1,600人の町。
何度来ても、美しすぎて寄り道ばかりしています。
私は2014年『森のはこ舟アートプロジェクト』で参加アーティストとしての活動をきっかけに、毎年この町の子どもたちと地域の誇りを見つめる取り組みをしています。
今日は来週予定している、福島藝術計画×Art Support Tohoku-Tokyo わら・ワラ・藁～藁半紙×藁筆の書道体験～のプロジェクトに向けて、藁の筆を作るための材料をいただいてきました。
しかし...私自身が藁初心者。見かねた地元の巨匠が突然藁の扱いを伝授してくださいました‼︎その姿は神々しく、「生きる」に直結していた（この町では進行形）ことを「手」が物語っているようでした。
巨匠も未だ見たことがないという藁筆。これから子どもたちの発想力と、人生の大先輩である巨匠の技術力をお借りして、長く時間をかけて完成していきたいと(勝手に)考えています。