10月11日よりスタートした福島現代美術ビエンナーレ2014氣~circulate~が本日終了しました。
昨日は、芸術祭が開催された湯川村で「おにぎりシンポジウム」があり、私はパネリストの一人として、「氣」をテーマに行ったワークショップの様子や書についてお話させていただきました。
古代の「氣」という漢字の成り立ちについて福島大学の漢文学の澁澤尚先生よりお話があり、その後も農業、デザイン、経済に至るまで各分野で活躍されているパネリストの皆さんのお話がありました。
最終日の今日は、この芸術祭の実行委員長でもある福島大学教授の渡邊晃一先生、美学者の谷川渥氏、美術家の岡村桂三郎氏のトークイベントがあり、「氣とアート」についてトークが繰り広げられました。
今回の福島現代美術ビエンナーレは、題字・ワークショップを担当させていただき、「氣」という漢字一文字から生まれる想像、表現、創造の力を小学生に教えられ、また携わった多くの美術家の皆さんの作品から感じることが出来ました。
勝常小学校、笈川小学校、松上小学校、湯川村、喜多方市、福島大学渡邊先生をはじめ実行委員会、ご関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
また、2年後に開催される福島現代美術ビエンナーレを楽しみにしています。
写真:おにぎりシンポジウムにて、おにぎりポーズで記念撮影。