「芸術」という言葉を想像すると、手の届きにくいイメージを持っている人も少なくないと思います。
今日、訪れた福島県の奥会津・金山町の霧来沢手づくり展には、漆や木工、藍染めなど多くの作品が並び、どれも素敵なものばかり。
日本橋ふくしま館ミデッテに寄贈させていただいた作品づくりでご一緒した蒔絵師の山内さんも出展されていました。
出店されている職人の皆さんが和やかで、夜は蛍と月の光に照らされるという環境にピッタリでした。
私は一人、虫から逃げるようにしていましたが、その虫も蛍だと知ると何だかかわいく思えるから不思議です。
素敵な作品が並ぶこの空間で、芸術とは？なんて聞く人は一人もいません。
ゆるやかな時間の中で、肩に力が入ることなく自分のお気に入りを見つけられたら幸せですね。
