会津33観音、27番大岩の観音堂への山道はクマの被害が深刻で、今回ばかりは観音堂への道を断念しました。
大岩は、集落がなくなり、雪の重みでお堂も崩壊。
現在は鐘と賽銭箱が付いている簡易的なお堂が設置されているそうで、このお堂をどうにかしようという動きもあるそうです。
人がいなくなった地域にクマが出没するのは不思議なことではなく、会津の観音堂を昔ながらの風習で楽しく巡れるように伝えてきたつもりでしたが、現状はクマ、ヘビ、ハチの危険な場所や、市町村合併後の正確な住所のデータの必要性など課題が山積みです。
残り6観音でゴールを迎えますが、お世話になった地域に何が出来るかを考えた時に、33観音の魅力と課題をお伝えすることだと実感しました。