福島に来てたくさんの出会いがありましたが、その一つが「一本桜」です。
山々に守られるかのように佇む桜もあれば、菜の花に囲まれて色彩豊かな桜、水面に自らの姿を映し出す桜など、人の人生をも重ね合わせてきた日本人の心を感じる桜があります。
私の名「清藍」は、自由に活動する時の書道名ですが、「清」は恩師の1字、「藍」は桜の時期に日が暮れる前に数分だけ見ることができる藍色の空の「藍」です。
桜と藍色の空はどちらも一瞬だからこそ、美しく感じられます。
これからも1度として同じ日、時間はない今を美しく表現していきたいと思います。