大震災の3日後、福島県の沿岸部にあるいわき市の漁港には、地割れした道路に津波によって運ばれた車や船が散乱していました。
もうすぐ4ヵ月ですが、それは昨日の事のように、また遠い昔のようにモノクロの記憶になっています。
今日は、どしゃ降りの雨の中、いわき市に向かうと、晴天になり海面がキラキラ輝いていました。復旧工事が進められつつも、完全とは言えない環境の中で営業をする食堂に入り、海を眺めて、地球の上にいることを実感しました。
その上で生きる人間は、教訓を生かし、伝えることが精一杯です。