緊張をゆるめるより、身体に感謝しよう。 | 全くのゼロから整体師・トレーナー・セラピストとして起業してたった3ヶ月で月収100万を得る方法

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この記事は、3人のために、書きました。


①身体をゆるめようとして、頑張っている人。

②緊張してしまって実力を出せない人。

③ムダな力を抜こうとすればするほど、力んでしまう人。



身体をゆるめたいのだけれど、ゆるまらない。



力を抜こうとしているのだけど、抜こうとすればするほど、緊張する。


そういうときは、身体への感謝不足だと心得て下さい。


緊張をゆるめようとするのではなく、感謝するのです。


すると、ブワッと、道は開けます。血管も開けます。笑


なかなか緊張がヌケないとき、脱力しようとすればするほどどうしても力が入ってしまうときは、無意識の中で「緊張」を“悪”だと捉え、それをヤっつけようとしてしまっているものです。


「緊張」は、悪者ではありません


いま、あなたの身体を守るために、「緊張」してくれているのです。



「緊張」というカタチをとって、あなたの身体を守ってくれているのです。


そんな身体と緊張に感謝できたとき、身体はゆるまるものです。


「自分は今、緊張している。緊張してはいけない。」


心のどっかで、そう思っているのです。


そう思えば思うほど、緊張が強まります。


「そうか。いま、‟緊張”というカタチをとって、脳が自分の身体を守ろうとしてくれているんだ。」


そう氣づいたときから、状況はガラリと変わります。


「緊張している」ということは、相当、ガンバっているということです。


ですから、その緊張しているあなたがダメなんではなくて、「めっちゃガンバってるやんっ!ワタシ!うんっラブラブって、自分を労ってあげて下さい。


すると、緊張することが、心地よくなってきます。


ゆるんだ身体、ムダな力の抜けた脱力した身体とは、「緊張」や「力み」が一切ない状態ではありません


緊張することにさえも、心地よさを感じられる身体。



それが、ゆるんだ身体というものです。


プロ野球の読売巨人軍の原辰徳監督は、試合中、緊張している選手に対して、「もっとリラックスしろ」と言わずに、「もっと力め!」とアドバイスすることで、良い結果を出しています。


選手も、緊張しているコトはわかっているし、リラックスすることが大事だと知っています。


そのときに、「リラックスしろ」と言われると、余計に今の自分の状況が良くないんだと、緊張してしまいます


そんなときに、「もっと力め!」と言われたら、「えっ!?」となりますね。


今、緊張して力んでいる状態が、ダメなことではないんだ!と悟ります。


「もっと力んでいいんだ。」と‟力むことをゆるせる”と、身も心もゆるむのです。


「メンタルトレーニング」というものが登場し、スポーツ界にも導入されるようになってから、どうも「緊張=悪」「リラックス=良」と思われている傾向があります。


緊張もリラックスも身体の反応で、身体の反応に、良いも悪いもありません


ただ、緊張している自分を見つめ、認め、ゆるせばいいのです。


これを、「体認」と言いますが、緊張を緩めよう!という発想‟だけ”では、身も心も深くリラックスすることはできません


緊張しているコトがダメなんではなくて、緊張している自分がダメだと思っているコトが、ダメなんです。


緊張している自分をゆるしてあげて下さい。


力む自分を、ゆるしてあげて下さい。


ムダな力がヌケて、ヌケて、ヌケ切った境地は、「緊張」とは無縁の状態ではなく、緊張を完全に受け入れている境地です。


緊張を抜こう、身体をゆるめようとしている人ほど、逆に緊張している人も多いのです。


人間ですから、ちょっとぐらい角があったほうがいいんです。


「丸くとも 一角あれや 人心 あまりに丸きは 転びやすきに」


一休さんの言葉です。


角って、個性ですからね。


あんまり円くなろう円くなろうとすることじたいが力みだし、そういうのを「角」っていうんですね。笑


円くなろうと力むこと自体が、角なんです。


で、角はあってイイんですね、人間ですから。


「丸いものにもっと丸になれ」というのは、不自然です。自然界に、完全に丸いものなどありません。


一休さんのように本当に円い人は、角がある自分を認め、角がある自分で勝負できる人のことを言うんだと思います。


角があるから、おもしろいんですね。


世界中、みんな円くてだ~れも角がなくなったら、おもしろくないでしょう?笑


角があったってOK!力んでたってOK!緊張?OK!


コレ以上自分を責めないで下さい。


そして、緊張をゆるめようと、自分を攻めすぎないで下さい。


誤解のないように言っておきますが、能動的に緊張をゆるめようとすることは、良いことであり、必要なことです。


いつもいつも「もっと力め!」って言ったってダメなんです。


それ‟だけ”では、不十分ですよ、ということです。


受動的に緊張がゆるまる道も、大切なんですね。


両方、大切なんです。


自分の中には、緊張をゆるめようとする自分と、ゆるまろうとする自分がいます。


ゆるめようとする自分がゆるんでいないと、本質的にはゆるまないのです。そして、ゆるめられようとする自分がゆるむことをゆるせないと、本質的にはゆるまないんです。


なんか、「哲学」みたいになってきましたね。笑


とにかく、一生懸命ゆるめようとして、一生懸命力んでいるあなたは、力んだってOKですから、力む自分をゆるし、緊張する自分をゆるし、楽しんじゃってください


そして、緊張をヤっつけるのではなく、緊張という反応に、「感謝」して下さい。


立甲 健一郎