「Still Alice」アリスのままで | 小倉星羅オフィシャルブログ Powered by Ameba

「Still Alice」アリスのままで

映画を観てきました。

「Still Alice アリスのままで」

ジュリアンムーアが5度目のノミネートで主演女優賞を獲り話題になった作品です。

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若年性アルツハイマーに突然なってしまい、それが家族にも遺伝するという話。

言語学者であるのに、言葉を思い出せなくなってしまう。本当に辛いことだと思う。
自分だったら、その先の自分がどうなるか、家族のことまで考えることはできないだろうなと。

いまやれることは、今やるしかない。
今の自分に向き合うしかない。
そう思わされる展開でした。

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そして、1番の味方だと思っていても、結局他人は他人なんだなというリアルさも描かれていて、キャリアを優先するのか、それともその時を大切にできるのか、考えさせられる作品でした。

そして、この映画の監督リチャード・グラッツァーは作品を撮り始めた頃に病が発覚し、今年3月に亡くなったそう。

どのような想いで、この作品を仕上げたのか。

原作の『Still Alice』
Stillには、動かない、そのまま、まだ、それでもなお、など沢山の意味があります。

いつ、誰にでも起こり得る現実。
私ならどう受け止めるのか、感動的な映画ではなく考えさせられる映画でした。

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