末っ子も2歳になりましたので、





この子を妊娠するまでの不妊治療、出産、出産後、





とにかく痛かった!辛かった!それはそれは怖くなるほどの経験を、明るい文章でまとめてみようと思います。





読んでくださる方だけ、よろしくお願い致します。





起こしてしまっていたら、すみません。






治療はと言うと、長く続けていた(10年)ものですから、薬も注射も効かない状態でした。





その上、薬を飲んでる期間は、
夜眠れない、気分がどーーーーんと落ち込む、椅子に座ってるだけなのに涙が溢れてくる
等、なぞの副作用は相変わらず襲って来ました。





今考えると、よく生活できていたな、と思うほどの精神状態となるため、休み休み治療していましたが、





治療内容も次のステップを先生にお願いしました。





そんなこんなで色々経験しました(色々省略)が、





1度、「採卵」というものをして頂きました。





全身麻酔ですが、聞く情報によれば「死ぬほど痛い」というもの(麻酔から覚めた後でしょうか)。





確かに痛く、お腹を抱えて帰宅しましたが、ずっと痛い、
そう言えば果たして「死ぬほどの痛み」はどのくらいの痛みか、考えてるうちに





目の前が白くなってきて、意識が……と、救急車で運ばれました。





私の痛みは、死ぬほどの痛みの、更に上を行く痛みだったようです。





後で説明を受けたところ、「お腹にペットボトル1本分の血が溜まっとったけん、抜いたけ〜ね〜」とのこと。





結局、どのサイズのペットボトルなのかは分かりませんでしたが、お臍に手術傷が出来ました!





原因としては、自然とくっつくはずの何かが自然とくっついてくれず、血が流れ続けていたらしいです。





でも先生が実際に目で、子宮など見てくださり、「めちゃくちゃ綺麗な子宮だったけん、まだまだ大丈夫よ〜」と教えて頂き、自信になりました。





こんな感じでまたしばらくお休みしましたが、治療再開。





結論で言うと、そんな思いをしてまでがんばった体外受精でも妊娠はできませんでしたし、その後の数回、人工授精もダメでした。





そして、ついに、私は今年で治療をやめると、家族に宣言。





先生には、もう一度だけ最後に体外受精をしましょう、それ以外の方法では妊娠できる可能性はありません。





と言われました。





でももうあの採卵をする勇気は出ず。





そんな時…






今まできちんと排卵しなかった私が、なぜだかきちんと排卵し始めたことが分かりました。





今までの鬱憤でも溜まってたのか、排卵日には歩けないほどの痛みで知らせてくれます。






先生には、奇跡だ、と言われました。





そんな奇跡の我が子は、ご存知の通り、お腹の中ですくすくと大きくなりました。





臨月は思い出したくないほど辛く、苦しく、痛い生活でした。





息をするという、一息一息も億劫で、寝るのも苦しい、足は浮腫んで風さえ痛い、そんな毎日でした。





初めての帝王切開は麻酔が効かず、何度も意識が途切れ、
死ぬほどの痛みを更に上を行く痛みを、これまた超えた痛みでした。





やっと退院して1ヶ月後、検査で大きな胎盤がお腹に残っていることが分かり、





それから薬を飲んで、2夜、陣痛の痛みで苦しみ、無事、残った胎盤も出産できました。






生まれる前も、生む時も、生まれた後も





痛み、辛さと闘いました。






だからきっと、大きくてよく寝る子を授けてくださったのかなと。ちょっとはママも寝てくださいね、と。





私が書いたものを見返してみると、時々、お腹が空いて起きることもあったというあんちゃん。





そんなことも忘れてた滝汗あっという間の2年。





あの超絶な痛みと、辛さがあったからこそ





普通のレベルの痛みや辛さなんか、私にはダメージないのかもニヒヒ





そう思うと、あの痛み、あの辛かった日々に感謝です。