生きにくさとの付き合い方。 | 秋月せいらオフィシャルブログ「〜徒然なるままに〜」Powered by Ameba


皆様こんにちは。

福岡も随分冬らしい毎日で、それらしい師走となりました。

今年が終わる前に絶対に1本ブログを書こうと思っておりましたので、やっとやっと重い腰を上げた次第です。

筆不精というのはどうしたら治るのでしょうか。現在の最大の課題です。苦笑


さて今日は生きにくさとの付き合い方そんなお題でお話しをいたします。(いつもの如くさらっと始める)


近年は様々な性格や気質のカテゴライズが盛んになり、大人の発達障害という言葉も耳慣れたものになってきました。

かく言う私も一周回って素晴らしいくらいの典型的な過集中を伴う発達障害ですが、周りが世話焼きな人ばかりなのでお陰様で何も困ることなく生きています。

しかしやはり若い時代は生きにくさと云うものはこの能力も相まって強かったものです。


『あんたは本当に変わってる』と幼少期から蔑みを隠せない顔で母からも周囲からも言われてきましたが、幼少期から20代前半の自身はもちろん変わっているなんて微塵も思っていませんでしたし、杓子定規のような普通の感覚がさっぱり分からない今思えば変な人でした。(今もですが苦笑)

分からないことを分からないまま咎められるというのは随分傷つくものです。


しかしラッキーなことに?その自分自身にない普通という概念についてある頃からとても興味を持つようになって、今現在は普通ごっこを楽しんでいます。有難いことに周囲に常識的な価値観を持ち合わせた人が沢山いるので、『こういう時って、普通はどうするの?何て言うの?』などと質問をして言われた通りに振る舞ってみると意外と面倒にも巻き込まれないし、なんだか悪目立ちすることも減ったわけです。(3歳の子供並みに何で?どうやって?と聞かれ続ける周囲はいささか大変ですが)


続けて、永遠の3歳だと自負している私にとって、大人としての振る舞いというものも興味の対象となりました。これも周囲の人々や一部のクライアント様を質問攻めにして、大人という一般的な概念はどのようなものであるのかといったことをそれはそれは素直に吸収し、今では普通ごっこと併せて大人ごっこも嗜んでいます。(?)

私の中の私という軸、基礎テキストとしての一般論、それなりに常識ありますよと振る舞うための大人の機微みたいなものが発展途上ながらも加わって、随分私らしさというものをコントロールしやすくなったように思います。


自分らしく生きるというのは時に自然な流れであり、集団に属する場合は時に傲慢さを含みます。

故に出来ない!分からない!ではなく、私のように『ごっこ遊びを楽しんでおりますのよ、おほほほほ』くらいの協調性を意識すると、随分社会と迎合して(したふり?)生きやすくなるような気がいたします。

そして努力してもしても出来ないことは、本当に無理だと思うところまで頑張った後はどこかで諦めて、お力拝借とばかりに周囲に助けを求めるのも必要です。

私にとっての家事はまさにもう自らの範疇外です。苦笑


ここにくるまで脳内にとんでもない数の普通に関するファイルを保有し、それを日々アップデートすることでいつか来るかもしれない(来ないかもしれない)ボス戦に向けて準備をしております。

時々後付けのファイル機能により検索が上手くいかず、失敗して夜中に一人反省会で眠れないこともありますが。笑


こうして逆立ちしても社会が求める普通の人にはなれませんが、裏を返せば没個性の心配は一切なし!

その上時代は個性個性と云われるようになり、ご自身の生きにくさに悩む方々も時代が自分に追い付いてきたぜ!くらいに前向きに捉えて欲しいなと思うことです。そして出来ないことに関しては周囲に手助けを求め、出来ることは受けた恩の倍還元出来るように精進するという姿勢で在りたいものですね。

いつの時もご自身という核なるものに期待を寄せて、敬意も寄せて、諦めずキラキラと光る魂でいられるような努力を続けて欲しいなと思います。


一人一人悩みも個性も違うもの。それぞれが輝く大きな括りの指針はありませんが、今日は私のやり方を参考例に挙げてみました。個人個人の生きやすい生き方に関しては、また鑑定の際にでもお尋ね下さいね!


みんなの得意を集めれば、きっと世界はより良いものとなり互いをリスペクトする心のゆとりも生まれてくるのではないかという願いも込めて今日の一筆でした。


お察しのことと存じますが、間違いなく歳末のご挨拶までブログは更新されません。笑 でも一つは上げたから!上げたから!!

いつも言いにくそうに更新を促す皆様、これでご勘弁を!


それでは師走の最中で皆様お忙しいことと存じますが、どうぞご自愛の上ご活躍下さいませ。


秋月せいら



※写真は先日女子会と称して出向いた糸島の海です。水面のキラキラを皆様にもお裾分け。