朝の会も終わり、午前中の授業が淡々と行われた。

数学、国語、社会、体育…
そして、給食。

いま僕が住んでいる地域では給食の主食は、パンだったらしい。

だが僕の故郷では、米が主食で週3で米だった。


みんなで机を寄せ合いグループを作り、
配膳当番がよそってくれた給食をがっつく!

もちろん、おかわり競争が毎日行われた。


休みの人がいると休んだ人の分の給食をかけ、皆でジャンケン大会などをやったものだ。
(コイツ達のせいか…)

一瞬で現状を把握出来た。
けれど、DOKUが何も言わないので、
僕が出来る事ゎ何もない。

ただ、一升瓶のフタだけゎ必ず取り戻してあげようと心に決めた。


結局、この日ゎマラソンカードのゴールにゎ到達出来なかった。


マラソンが終わると教室に戻り今度ゎ読書の時間だ。

朝の学活が始まるまでの時間
各々、好きな本を読む。
もちろん漫画ゎ禁物。

僕ゎ小さな商店街の福引きでマウンテンバイクを当てようとしている少年の物語りを読んでいた。


この本も残りページが、かなり少なくなってきた。

最初、手に取ったときゎ

(こんな分厚い本、絶対に最後まで読めない)と思っていた。


読書の時間ゎ短い。
本に集中し始めると先生が来て朝の学活を始める。

かといって休み時間や、放課後を読書にあてる程、草食系男子でゎなかった。
各馬一斉にスタート!

と、いった感じで全校生徒達が走り出す。

いくら田舎でクラスが少ないとゎいえ、全校生徒が一斉に集まるとすごくグランドが狭く感じる。


マラソンゎ危険性をなくす為、
まだ足の遅い1~3年生は、内側を走り
4~6年生は、外側を走るルールだった。


僕は、順調に走り。
マラソンカードのゴールまで後1周の時だった。


グランドの内側よりも、内側でDOKUが泣きながらヨタヨタと走っているのが目に入ってきた。


気になったので声をかける。
「どーしたの?」

DOKUゎ何も言わない。

「何で泣いてんの?」


ずっと無言のままだ。


その時、後方からクスクスと笑い声が聞こえた。

振り返って見ると
少し後ろでMATSUとその友達が3人ニヤニヤと笑っていた。