だいぶ横文字にもなれたかなと思いますが、

 

リバースモーゲージが使えないとき

こんな時のことも考えていきますよね?

 

不動産担保型生活資金で融資を受けるためには推定相続人の同意や相続人の中から連帯保証人が必要になるなど、ハードルが高いため利用できないことがあります。

 

その場合には、生活保護の受給を検討することになります。ただし、生活保護を受給する前にもう一つ検討するリバースモーゲージがあります。これも公的なリバースモーゲージであり、社会福祉協議会が窓口になっています。要保護世帯向け不動産担保生活資金というものです。利用できる場合には、この制度を利用した後でなければ生活保護は受給できません。

 

また、生活保護を受ける前に資産を持っている場合には、それを処分するのが原則です。ただし、生活を維持するためや自立助長のため保有できるものもあります。自宅については、世帯の人数を考慮して特別に高額であるなどの事情がなければ、売却せずとも生活保護の受給できることが多いでしょう。

 

相談する前に少し調べると色んなことができそうですね!

 

司法書士いぶき合同事務所

西嶋 健一郎