人間にこういう感情が
備わっている以上、争いや
殺人行為、戦争は無くならないな、
と思う。
自分が一番。他人は二の次。
当然と言えば当然。自分を犠牲に
してまで無理をする必要はない。
ただ、それは他人をないがしろにし、
蹴落としていいということではない。
周りのひとのことも充分考えた上で
自分がどう行動するのがいいのか、
よく吟味し対応する事が人の道、
という事だろうか。
従業員がばっくれた。無断欠勤し、
その後全く連絡取れず、拒否されている。
この要因は雇っている側に大きな
問題がある事は充分にわかっているし
それを否定する気持ちもない。
なんで言ってくれなかったんだろう。
そんな環境すらつくれていなかったと
いうことか。自分の中で考えて勝手に
結論を出し、周りの人への迷惑も考えず
突然、無理矢理な行動に出た。
自分さえ良ければそれで良し、という考え。
これを受ける側は、反省の念を抱きつつ
しかし憎悪の気持ちも湧き上がってくる。
ストーカー事件の際によく耳にする。
私はこんなにもあなたのことを思っている
のに、なんであなたはそれをわかって
くれないの？そのために私がどれだけ
心を痛めて、苦しんで、もがいて、
いたたまれなくなって、毎日を必死に
生きているのか。それをあなたに
わかって欲しい。私と同じ気持ちを
味合わせたい。愛情がだんだんと憎悪に
切り替わっていく。信じていたものが
崩れていく。
他人によってひどい仕打ちを受けると
やはり攻撃的な気持ちが強くなる。
信じきっていれば尚更、その反動は
大きい。人間を支配する負の感情が
現れる。
わたしなりに一生懸命愛情を注いできた
のに、いとも簡単に無視されるようになる。
報われない思いが爆発しそうになる。
今ならストーカーの心理がわかるような
気がする。
今、世の中に蔓延る小さな争いから
大きな争いまで。きっかけはこの人間の
負の感情を抑えきれなくなることから
始まるのだろう。
お互いの言い分はそれぞれに正当な
ものだろうと思われるけど、話し合いの
場にさえ、たどり着けないもどかしさは
なんとも言いようがない。
ウクライナ大統領の気分だ。
切り替えていかねば。
