いすみ鉄道ハロウィン列車2011
昨日は東裏さんが午前二時に帰ってくるという事態になり(笑)
待っていた私はかなりの寝不足状態になってしまいましたが、
東裏さんは魅酒健太郎氏の影響をいろいろとうけたらしく
彼女にとっては大きな収穫となったようでございます。
まぁそういったわけで遅い時間に就寝となり、
明日は午前9時に起きようという取り決めをいたしました。
6時間眠れるな!よかったよかった!と深い眠りに
ついておりましたが、突然さどんりーはっぷん。
私の携帯電話がメンデルスゾーンのイタリア交響曲を
演奏し始めました。
「くりはらさ~ん!さつきで~す!おきてますかぁ!?」
「寝とるわい!」
「あのさ、ハロウィーン列車ってさ、まだ乗れるかなあ」
「大丈夫だよ。あと5人くらいなら乗れるんじゃないかな」
「ふ~んそうなんだ。」
「ところで今何時?」
「8時40分」
「くっそ~!あと20分も眠れたじゃんか!」
「なにいってんの!もうすぐ9時だよ!」
「分かってるよ。でも今日はもうちょっと寝ていたかったな」
ということで、急遽飛び入り参加で
サツキとメイとそのお母さんがハロウィーン列車に乗る事になりました。
サツキはお母さんが作った「メーテル」のコスプレでやってきました。
ホームに立つと、それっぽく観えますな。
メイはアンパンマンのドキンちゃん。
メイのお母さん曰く「ドキンちゃんは地で行けるから」とのこと。
そうかも知れない!
メイ!笑顔!と私がいうとまるでスイッチがあるかのごとく
一瞬で素晴らしい笑顔を創りだします。
この才能が彼女の最大の武器で怖いところです。
メイから目をそらすと、そこには
虚無僧みたいのがいました。
尺八ならぬ「ソプラノリコーダー」をピーヒャラ吹いています。
「キハ52マン」でした。
演奏している曲はキハ52の車内アナウンスの前に鳴る
オルゴールの曲でした。時たま「ハイケンスのセレナーデ」も
演奏してくれます。
「ねえねえ・・・おじさんさぁ、何の人?」
「・・・」
サツキとメイに目をつけられたら最後です。
子猫に見つかったカマキリみたいな運命を辿るのは
避けられないでしょう(爆)
「これには人が入ってんだよね!?」
「・・・」
「おかもとたろーのやつみたい」(太陽の塔’70エキスポより)
「・・・」
「栗原さんがいってたよ。鉄道旅行記の作家さんだって」
「・・・っぴ!」
「どんな顔してんだ?のぞいちゃおう!」
「・・・」
「宮城のイベントでしんこんりょこーの・・・」
「ぴーひゃらぴーひゃら!ひょろろろろれ~~~!」
ここで、安全なお客さんの画像をご紹介させていただきます。
心からいすみ鉄道の旅を楽しんで下さっているお二人。
本当にありがとうございました。
私がいすみ鉄道を代表していう立場にはありませんが、
今後ともいすみ鉄道を応援よろしくお願いいたします。
↓(遠くから聞こえるサツキとメイとキハ52マンのやり取り)
「ぴょろるりら~!」
「おい!姿を現せ!ネタはあがってんだぞ!」
「ぴょへ~ぴょへ~!」
「あのさ、明らかにこの格好は普通じゃないという人は
ハロウィーンのお客さんだから、急行料金無料だから!」
「はい。分かってます」
「一日フリーパスだけでいい事になっているから」
「はい。分かってます」
「そう?わかってんだね?怪しい人はハロウィーンだから!」
「はい。分かってます。社長!あなたが一番怪しい」
(遠くから)「ぴょろろろろり~!」
「あ、社長は二番目に怪しいですから」
「分かればよろしい」
「つーか、その2というのはなんですか?」
「・・・」
「Zですか?」
「・・・」
「おじさん、2て何?」
「いーからいーから!お菓子あげよう!」
「Zなの?それ」
「好きなお菓子あげるよ!」
「おじさんってしゃちょーさんだよね?」
「・・・」
「何仮面!?2仮面?Z人間?」
「あの虚無僧の友達?」
「虚無僧ってよく知っているね・・・どこで覚えたの?」
「栗原さんが、あれは虚無僧だって」
「虚無僧ってなんだか知ってんの?」
「・・・知らない。それよかさ、2って何?」
「・・・あ、あと2分で発車だよ。列車に戻って!」
「Z?トリヅカーゼット?」
「・・・」
「あなたしゃちょうさん?」
この人が、キハ52の運転士さんです。
一応お断りしておきますが、いすみ鉄道はこうやって毎日
こうしたふざけた人達が鉄道を運行しているのではありません。
今日はイベントなんです。ハロウィーンの。
ハロウィーン列車は無事全行程を完走して終了しました。
車掌さんとツーショット写真を撮らせていただきました。
「あの、それは2なんですか?Zなんでしょうか?」
「カボチャポタージュあまったやつは冷蔵庫入れといて」
「あ、はい。気に入っていただけて光栄です」
「明日、おれ飲むからさ」
「その額のは何なんですか?」
「あれは温めればいいんでしょう?ポタージュ」
「冷凍保存も出来ますよ。それより額のは2なんですか?Zなんですか?」
「あ~よかった!今年も素晴らしいハロウィーン列車になった!」
「どーしても答えたくないんですか?」
「・・・」
カボチャポタージュは40人のお客さんや、
いすみ鉄道職員の方々に味わっていただきました。
みなさま。素晴らしい一日をありがとうございました。
余談ですが、明日はテレビ番組「ぽちたま」のロケで午前11時に
ポッポの丘にまいります。犬のダイスケくんと対面いたします。
人間のダイスケくんは、犬のオカラと一緒にお待ちいたしております。