日頃、様々な記事を目にしていますが、最近ちょっと気になるのは、アフィリエイト記事の多さです。マネタライゼーションは、基本的には商品市場の競争力を高め、質を押しあげていくものと思いますが、ブログとなると、必ずしもそうとも限らないようです。以下は、商品宣伝をとりわけ多数含んだ、ある教育系の記事①と、商品宣伝をまったく含まない教育系の記事②について、生成AIに内容について採点をしてもらった結果です。①は、非常にフォロワー数が多い、見た目には読みやすく、洗練された、情報にあふれた良コンテンツ(見た目には)。一方、②は、ほとんどフォロワーがついていない、新人ブロガーの、子育て中のパパママの日記的なブログ。②は、アフィリエイトコンテンツを含んでいません。見た目にも、実績的にも、誰がどう見ても①の方が良い記事のはずですが、、、
生成AI、中々洞察が深いですね。。。
以下、1~5は、生成AIがはじきだした記事の分析結果をコピペしたものになります。
1. 信頼性・誠実性について
①は、読者の購買欲を煽るための成功エピソードが完璧すぎます。失敗や停滞のプロセスが一切書かれておらず、マーケティング用に脚色された気配が強いため、信頼性は低いです。
②は、親の妥協や等身大の限界が正直に書かれています。読者を騙そうとする意図が一切感じられないため、非常に誠実です。
2. 情報の解像度(描写の具体性)
①紹介されている商品・サービスの具体的な問題内容や、子どもがどこにどう躓き、どう克服したのかという「泥臭い観察」がありません。パンフレットに書いてあるような表面的な情報に終始しています。
② 実際に子どもの一挙手一投足を観察していないと書けないレベルの具体性(解像度)があります。
3. 読者への有益性
① 手続き上の情報は一応有益です。しかし、教育的なヒントは薄いです。
② 日記の中で触れられているアプローチは、他の家庭でも真似できる非常に付加価値の高い教育ノウハウ(知見)です。
4. 文章の論理性・構成力
①文章としての構成は非常に上手です。読者の不安(解約の面倒さ)を先回りして消し、最後に商品のリンクへ綺麗に誘導するプロのセールスライティングの技術が詰まっています。
② 自身の家庭での実践に見事に結びつけて論理的に解説しており、知的な説得力が非常に高いです。
5. 利益相反の度合い(※高得点ほど「クリーン」)
① 私的利益のために、商品のメリットだけを過剰にアピールする構造になっています。利益相反の塊のような文章です。
② ブログ主の利益のためではなく、純粋な経験の共有として書かれているため、利益相反はほぼゼロです。
まあ、色々な記事があります。教育系の人気コンテンツの殆どは良質で、具体性があるものになりますが、中には、この例①のように、解像度や信頼性についてよく考えなくてはいけない、という構造のものもあります。いずれにせよ、利益相反という点は、学会でも必ず開示を求められ、聞く側もしっかり意識して聞くことが倫理的に必須となっているくらいですから、利益相反が起きやすいブログではなおさら、情報交換の場である以上、この点については一人ひとりが責任をもって意識しなくちゃいけないかな、なんて、思います。内閣府からも、その点、年々厳しい注意喚起が出てますからね。

