魔法使いはだれだ
タイトル: 魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー
著者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ, 佐竹 美保, 野口 絵美
「このクラスに魔法使いがいる」
魔法使いの遺児や、その他問題を抱えた子どもたちの集まるラーウッド寄宿学校。
その中でも特に問題児の多い2年Y組で、謎のメモは見つかった。
もし本当に魔法使いがいれば大問題。なぜなら魔法は厳しく禁じられ、魔法使いが見つかれば火あぶりになってしまうから。
鳥の歌を歌えば無数の鳥があつまり、夜が明けると講堂の中は靴だらけ。
学校中が騒ぎになる中、「魔法使いだ」と疑われたナンやチャールズの取った行動とは……
魔法使いが厳しく罰せられる世界が舞台です。シリーズ名のクレストマンシーの登場はだいぶ後半なんですが、クレストマンシーが現れるまでの、「だれが魔法使いなのか」という謎や、だれが魔法使いかわかった生徒たちの行動、自分が魔法使いだと気付いた生徒の行動など、どこまでも楽しめる演出がにくいです。そして、おもての行動と共に、「日記の時間」につけられる生徒たちの日記で、それぞれが何を考えているのか覗くことができ、それがまた楽しい。
ラストは意表を突く展開。