聴罪師アドリアン―死者の告白
タイトル: 聴罪師アドリアン―死者の告白
著者: 吉田 縁
出版社: 集英社コバルト文庫
金の髪と金の双眸を持つ若き司祭アドリアンは、死者の言葉を聞きその死者が天国か地獄、どちらへ行くべきかを見極める「聴罪師」であった。だが、自分を導いてくれたヴェネデット枢機卿が亡くなってから、彼は使者の言葉が聞こえなくなってしまった…。彼の新たな赴任先はよそ者を嫌う閉鎖的な村で、そこには昔の自分のように村人から「悪魔憑き」と呼ばれ怖れられている黒髪の少女ビアンカがいた――
ラブロマンスありの中世ホラー小説です。閉鎖的な村、美貌の司祭、奇怪な死に謎の女占い師。性悪な村人と領主の息子、そして忌み嫌われる黒髪の美少女。こういうテイスト、好きです。シリアスが多めで、キャラクターの大半が性格に問題ありなので、読んでてイライラすることもしばしば。でも私、そういうのが読むのすきなんですね、問題が解決されたとき、余計にスカッとするから(笑)。主人公=アドリアン司祭の出生が謎に包まれているので、ビアンカとの恋の行方(?)ともども気になります。続刊アリ。