先日、友達からこんな相談を受けました。


「子供も家のローンもあるのに給料が下がってしまって先行きが不安だ…」


暫くの間、僕は彼の切実な悩み事にひたすら聴き入っていました。


彼はとても真面目な性格で目の前の事をただがむしゃらに頑張ります。


その姿を見ていると「何とかしてあげたい」という気持ちに駆られるのですが…


僕にも自分のやるべきことがある為、つきっきりで話を聞いている訳にもいかず、とても複雑な思いになりました。


それでも彼は「頑張っていればきっと良い事がある!」と自分自身に言い聞かせるように奮起して頑張っています。


その「強い想い」だけでも僕は称賛したい所ですが、そういう訳にもいかないのです。


傷の舐め合いをしている場合ではないのです。


昨今の不景気が深刻さを増す中、バブル期のように会社が面倒を見てくれる時代ではなくなりました。


それに「データ上では好景気」なはずなのに「給料も上がらないし、景気の良さを実感できない」という事も珍しくありません。


必要な事は「今の時代」で「今の環境下」で「自分に出来る事」を「自分の頭で考えていく」事です。


サブプライム問題をきっかけとする不景気の中、こういった切実な悩みを抱える方は少なくないと思います。


だからこそ僕は物書き&フリーランサーをやっています。


僕がこれまでに”感じてきた真実”を赤裸々に語る事で、みなさんの”不要な羞恥心”を拭い去ることが出来れば、それだけでも「景気」はよくなると確信を持っています。


つまりは「みんなが楽しくなる」という確信です。


やりたい事を大手を振ってやっていけるのですから。


「個人個人がやりたい事をやるなんて、じゃあ秩序は不要なのか?」と仰る方もおられるかもしれませんが、それとこれとは話が別です。


「秩序」には秩序が必要な理由と、必要な場所が存在します。


必要な所では必要だし、不要な所では不要というだけの話です。


つまり俗に言う「臨機応変」です。


普通に働き、普通に結婚し、普通に子供を育て、普通に死んでいく…この日常的な幸せだって僕は一切否定しません。


要は「本人が本当に満足しているかどうか」だけです。


例えばこんな話があります、ネットワークビジネスというビジネスモデルがあり、このビジネスの日本での評判は最悪といっても良いほどです。


システムとしては「ある企業の商品を、知人などに紹介する事で自分にもお金が入ってくる」という物です。


別に法的に悪い事をやってる訳じゃありませんが、ネズミ講と混同しやすく、敬遠されがちです。


それ以上にこのビジネスの評判を落としている理由があります、答えは簡単です。


お金の為なら友達をも必死になって誘いこもうとするからです。


口で何と言おうと「その行動」=「その人の気持ち」だからです。


つまり「人間の汚さ」が見えやすいシステムなんですね。


若い人などが手を出すと特にこの傾向が見られます。


しかし、ここが一番の間違いです。


汚い事など存在しません、全て「勝手に汚い事だと思い込んでいるだけ」です。


多くの人は、学校や家庭内で「人に迷惑をかけてはいけない」という一般的な倫理観を刷り込まれて育っています。


刷り込みとは恐ろしいものですね。


つまり、「人の都合も考えず無理やり誘う行為」=「迷惑をかけている」という後ろめたさを感じながら「これすごくいいから一緒にやろうよ」と矛盾した真実を人に伝えようとしても絶対伝わりません。


迷いは必ず「空気という真実」として相手に伝わります。


つまりその言葉に一切の説得力はありません。


ネットワークビジネス自体が悪い訳ではありませんが、「自分が本当に良い」と一切の迷いがない人以外は、一時的な感情に流されず、今一度冷静になって考えてみるべきなんです。


そして「考えること」をしない人の中には「そんな常識も知らないのか」という言葉を相手に強要する人が多くいます。


これ程愚かな言葉はありません。


何故なら「常識」とは「今まで自分が経験してきた統計的な感覚」に過ぎないのですから。


つまり「常識」なんてものは「その人のエゴ」以外の何物でもありません。


相手を叱る際には「何故それをやってはいけないのか?」の明確な答えをきちんと明示しなければ、それはただの「八つ当たり」です。


僕もこれまでの職場で、立場上の優位をいい事に、そういう事をやっている管理職を多く見てきましたが、「それは自分すら管理出来ない人が他人の管理をやっている」ようなものです。


そして更に言えば「知らない事は罪ではありません」


人は誰の為でもない「自分の幸せの為」に生きています。


自分が幸せになる為に必要な知識なら、おのずと学んでいくはずです。


もう一度言います、「出来ない事」、「知らない事」は罪じゃありません。


「自分の幸せから逃げる事が最大の罪」です。


安っぽい綺麗言を必死に語ってる人と一緒にいると「この人なんか重いんだけど…」と感じた人は多いはずです。


逆に悪い事をやってる人と一緒にいても「この人と一緒にいると楽しい」と感じる事も多いはずです。


悪い事をやれと言ってるわけじゃありませんよ(笑)


ただ「結果として楽しいか楽しくないか」という例を語っているだけです。


あくまでこれは1つの例ですが、「正しさ」を説く人より「楽しさ」を説く人の方が魅力的、ただそれだけの事です。


僕は過去「イジメラレっ子だったり、ギャル男だったり、お姉だったり、普通のサラリーマン」だったりしました。


だからこそ、色んな世界の真実を教えて貰いました、本当にありがたいものです。


みなさんも、自分の本能を信じていく為にも”自分のやるべき事”をやって下さい!!


例えば今いる会社が”ここじゃない”と感じるのであれば、すぐにでも辞めるべきです。


そしてここでもう1つ、別の真実に惑わされない為にも釘をさしておきます。


「石の上にも三年」という言葉があることです。


この言葉は皮肉ではなく「いい言葉」です。


確かに1つ理のある言葉なのです。


しかし100理ありません。


継続する事は”その物事を好きになる力”とも言えます。


僕自身もそれを実感出来る経験をした事があるからです。


じゃあ継続しなきゃいけないの?それとも辞めなきゃいけないの?


二つの矛盾した真実をどうとらえればいいの?


そんな質問が出てくる人もいるんじゃないでしょうか?


しかし答えは簡単。


その答えはあなたの心しか知りません。


僕も知りません、もっと言えば僕なんて僕の事すらまだ大してわかっちゃいません。


でも「今自分が信じられる事をひたすらやっているだけ」です。


会社を継続するも、辞めるも「今あなたに必要なのはどっちの選択か」はあなたのみぞ知ります。


それに、仮にどっちを選んでも「自分の心の在り方」次第で、学べる事は沢山ありますし、その経験自体が未来のあなたを形成します。


どっちを選んだから良かった!!などという例えは存在しません!!


どちらを選んでも幸せになるかどうかはあなた次第です。


大切なのは「幸せを感じる力」を育てる事です、それさえあれば、どこで何をやっていてもあなたの心はまっすぐに幸せに向かって体を動かしてくれるはずです。


ずっと嫌だと思ってやってきた事が、”新鮮に感じられる”ようになります。


人間には神秘の力が沢山眠ってます、それは現代科学でも解明されていない人間の力です。


それを知りもしないのに「諦める」なんて悲しい事は絶対に言わないで下さい。


答えは常に足元に転がっています、本当です。


僕もこれから、みなさんが笑顔の絶えない毎日を送る為に、経済のみならず、”世界中の力になれる言葉”を発信していきます。


今後とも、このブログを活用頂ければ嬉しく思います(=⌒▽⌒=)