糖尿病診断基準11年ぶりに改正されました | 糖尿病合併症を防ぐ為には、運動、食事は勿論の事糖尿病血糖値調整して下さい

糖尿病診断基準11年ぶりに改正されました

 糖尿病診断基準

新しくなる診断基準は前回の基準から11年ぶりに改訂されました
最も注目されるのは、診断基準に
「HbA1c 6.5%以上」(6.1%[JDS値])
追加されました

従来の診断基準では、
①空腹時血糖値126mg/dL以上
② 75g糖負荷試験で2時間値200mg/dL以上
③随時血糖値200mg/dL以上―


HbA1c値は補助的な位置付けだった。

しかし、HbA1cは検査が行いやすく、
慢性の高血糖状態をよりよく反映する指標として
有用であることから、

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今回の改訂で、
「補助的な項目」からより上位となる
診断基準の1つとして取りあげられた。

診断基準項目の1つとなったHbA1c値は
6.5%以上(6.1%以上[JDS値])とされた。

日本のデータを用いて、
網膜症の出現頻度や血糖値とHbA1c値との
関係を解析した結果から決定した。

HbA1c値については、日本独自の測定法によって得られるJDS値を
欧米を中心に使われている測定法によって得られるNGSP値に換算する。

診断基準の6.5%はNGSP値相当であり、
現行の日本の測定法によるJDS値では6.1%となる。
今後HbA1cはNGSP値に相当する値として表記するが、
HbA1c測定方法はこれまでと変わらず、
あくまでJDS値に0.4を足した値をNGSP値として示すことになる

国際標準化作業が行われたことで、
JDS値に0.4を足せばNGSP値と同じになることが確認された。

糖尿病診断基準も変わります
皆さんも気を付けて下さい