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5月29日に「岩手県議会農林水産委員会」の皆さんが、「県内・東北ブロック調査」の一環として、「岩手県生物工学研究所((公財)岩手生物工学研究センター)」にお越し頂きました。
調査テーマ:水稲のゲノム解析について
※現在開発中の水稲新品種の取り組み状況の調査
出席委員等:工藤勝博委員長、高橋孝眞副委員長、佐々木大和委員、喜多正敏委員、後藤完委員、小野共委員、高田一郎委員、久保孝喜議員(地元選出議員)
地元市町村:高橋善孝北上市農林部長
広域振興局:鈴木茂県南広域振興局農政部長
農研センター :木内豊所長、佐々木仁技術部長、菅原浩視作物研究室長
※共同研究機関として出席を要請
本センター :理事長、高畑センター所長、佐々木センター次長、寺内研究部長
はじめに、工藤勝博委員長より挨拶と出席7委員・議員の紹介があり、その後、宮下(理事長)より研究所・センターの両機関を代表して、歓迎の挨拶をさせて頂きました。また、地元の北上市からは高橋善孝農林部長、県南広域振興局からは鈴木茂農林部長が挨拶をされました。
【寺内部長のプレゼンの様子】
次いで、高畑所長からセンターの概要について、最新のパンフレット及び「平成25年度バイオテクノロジー基礎的研究成果トピックス」とを使って説明し、寺内研究部長から「水稲のゲノム解析状況」について、パワーポイントを使って約20分で、現在開発中の「良食味水稲品種」の詳細を説明しました。
【前列:本センター関係者、後列:農業研究センター関係者】
当センターは、当センターの開発した画期的なゲノム解析技術を利用して、農業県夕センターと共同で突然変異稲や外国稲のもつ優良な形質(良食味性、いもち耐病性、初期伸長性、半矮性:草丈が短縮化。後2者は直播栽培で有用な形質)を早期に集積する手法の開発に取り組み、「『コシヒカリ』を超える米」の迅速な育成を目指しています。このように、両機関が共同して、新品種の作出に取り組んでいることから、農業研究センターの協力を得ました。
高畑所長、寺内研究部長の説明のあと、熱心な質疑応答がかわされました。木内所長に対応して頂く場面も多く、このような調査においては、常に両者が協力して対応することの必要性を痛感しました。
【次世代シーケンサーの実物を見て頂きました。説明者:寺内研究部長】
【農業研究センターのほ場見学。説明者:菅原農業研究センター作物研究室長】
※宮下(理事長)が隊長を務める
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