放射線の被曝量を調べる際にパセリを用いることがあるそうです。
レストランで、ハンバーグの添え物として提供されることが多いパセリです。『どうして?なぜ?』と思うかもしれません。
その理由は表面積が大きく、栽培期間が短いからとのことです。
あのクシャクシャの葉っぱが可能な限りの放射線をキャッチするようです。
話を体に移行しましょう。
人の皮膚の表面積は1.85m²くらいだそうです。
どのくらいかというと、大体1畳分です。
その約180倍の表面積を誇る部位が、主題通り、体内にあります。
答えは、腸です。
腸は、小腸と大腸に大きく分けられます。
小腸は、200m²です。どのくらいかというと、テニスコート1面分です。他の単位としては、学校の教室3部屋分より少し大きいくらいです。
大腸は、小腸の半分で100m²です。
テニスコートの半面分です(他に比較できそうなものはありませんでした)。
合わせると300m²ということで、25mプールの面積に相当します。
つまり、皮膚よりも腸の方が放射線に被爆するリスクがありますし、刺激物に触れ続けることにも成ります。
口にするものについて、少しでも気にかけて貰えたらと思います。