大フィルの演奏会の日の午前中は京都国立博物館へ行き
池大雅展を見てきました
って誰???
と思う人は結構いるのでは?
私も今回初めて名前を知りました
「いけのたいが」と読みます
その作品が重要文化財や国宝にもなっている
江戸時代中期に活躍した
与謝蕪村とともに「南画」というジャンルを確立したと言われている画家です
で、南画ってなんや?
与謝蕪村って俳人やなかった?
中国の士大夫(元高級官僚でその職を離れ自然の中で芸術や哲学に生きがいを求めた人達)が嗜んだ
余技的な絵画を文人画と言い
南宗画とも呼ばれますが
それらを手本に日本で大成されものを
「南画」といいます
技巧や写実より精神性を重んじ
絵画と書を一体化させて詩的な世界を作っていくので
高い教養が必要だったそう
ちなみに絵に文を入れることを「賛」と言いますが
書の大家でもあった池大雅は自分の絵に自分で賛をつける
「自画自賛」の作品が結構ありました
書道に夢中の私は
絵よりも字の方が気になってましたが
絵も書も伸びやかな筆使い
旅を愛し日本の様々な風景をおおらかに
そして緻密に描いていて
墨の濃淡と色使いから人間的な器量と温かさを感じました
展示にはそれぞれの作品に解説が付けられていて
理解もしやすかった
会期は20日までなのでもうあまり時間はないですが
一見の価値ありですよ
ちなみに与謝蕪村は
前半生は俳人として活躍し
その後独学で絵師となり
中国画と俳諧の精神を融合する画風を生み出していったそうです

