音楽座ミュージカル「21C:マドモアゼル・モーツァルト 」を観劇してきました!!私が2005年に客演でモーツァルト役をさせて頂いた作品の、8年ぶりの再演です!!



私が着ていた衣装ごと、モーツァルト役の魂を引き継いでくれたのは、今や劇団の看板女優となった高野菜々ちゃん!当時の私と同じ24才です。本当に魅力的で素敵なモーツァルトでしたー!!あの役の大変さ(体力も喉も全てにおいて)は私が一番分かっているから、彼女の熱演に心からブラボー!!!



私にとって、この作品と向き合った1年間はまさに青春だったというか・・・デビュー3年目で初めて主演をまかせていただいて分からないこと大変なことだらけで、とにかくがむしゃらに、文字通り夢と希望を糧に全力で駆け抜けた公演でした。昨日、初めて客席からこの作品を観て色んな事が思い出されて・・・そして改めて素晴らしいシーンの数々に胸を打たれて、いっぱい泣いちゃったよー。



2005年のパンフレットから、懐かしい写真を。




この役のために長かった髪を切って、少年のような立ち居振る舞いで生きていたなぁ。なつかしいなつかしい。



私が一番好きなのは、オープニングとエンディング(写真右上)のシーン。“ガイアソウル”と呼ばれる精霊のようなキャラクター達が出てきて舞い歌うんですが、その一体感と説得力には無条件で涙が出てくる。あの地球の形をしたセットも美しすぎて反則!!それから“レボリューション”という激しいダンスのシーン(写真右下)。アンサンブルの歌唱と動きには「これぞ劇団公演!!」というパワーがあって、舞台で一番大切な「熱」というか心が溢れていて、その中心にはモーツァルトがいて、シカネーダーの「君の才能は永遠」で涙腺崩壊です(笑)




これらの名曲を作っているのが、この写真↓で私の左横にいる高田浩さん。2人並んでボーダーTシャツでおそろいみたいになった!(笑)




長い稽古とツアーを共に乗り越えた初演メンバー達に囲まれて♪



作曲といえば・・・この作品の「噂のモーツァルト」という曲を担当された井上ヨシマサさんは、私がAKB48のなかでも一番好きな「大声ダイヤモンド」や、レコード大賞を獲得した「真夏のSounds good!」なんかも手掛けている方なんですよ!豆知識でしたー。




「21C:マドモ」、この日曜日まで池袋の芸術劇場で公演中です。身びいきでなく、モーツァルトを描いたミュージカルのなかで最も、天才モーツァルトの神々しさ、宿命、その音楽のチカラを表現できている作品だと思います



「僕はこの地球(ほし)で生きる」



理屈じゃなく、最後のシーンで心が震えてしまうはず。是非観に行ってみてくださーい!!