かつては私にも

夢に形式の似た目標のようなものが存在した。

 

人さまから見たらもしかしたら

それなりの評価をされたことも

あったのかもしれない。

 

けれどそれは家族にすら

認められないものだった。

 

「その夢いつ叶うの?」

 

家族から聞かれたその言葉に

私は答えられなかった。

 

いつ叶うかがわかっているのなら

それは夢でもないし

夢に形式の似たものでもない。

 

世間では夢を持っていることを

よしとする人もいる。

 

夢なんて追いかけないで

現実を生きろという人もいる。

 

だったらそもそも夢について

誰も語らないほうが良い。

 

いつ叶うんだ?

叶うのか?

叶うものなのか?

 

知らん。

 

夢の話。