How could you? どうして?
~犬を愛するすべての人へ~
先日、院長より一冊の本を薦められました。
勧めてくれた院長の目が赤かったのを不思議に思い、
スタッフ全員で読みました。
皆、涙しました。 悲しくなりました。 切なくなりました。
作家 ジム・ウィリスの文章を原作に、
「盲導犬クイールの一生」の著者である石黒謙吾さんが書いた本です。
生きているすべての人に伝えたい・訴えたい言葉が
How could you? どうして? にはあります。
私自身、息子たちにも読ませたい!!と思い、本屋さんで
取り寄せてもらいました。
命の尊さ、命の大切さを、この本を通して理解できると思ったからです。
この本を購入して、息子と共に読むまでには 2日もかかりました。
何故なら、この本を読むには、少々勇気が必要なんです。
切なくて、胸が痛むので、簡単な気持では読んではいけないと
思ったからです。
さて、購入2日後。
はい。 読みました。
長男は涙を流しながら、無言で自分の部屋へ入ってしまいましたが・・・
それから、毎日読んでいるようなんです・・。
彼は、11歳。 きっと、彼なりに何かを感じ取ったようでした。
命とは・・・命の尊さを、きっと、理解できたはず。
彼の成長に、この1冊はきっと役に立つ、そんな1冊です。
その本の中に 素晴らしい言葉が多々あります。
すべての生きとし生けるものの魂は まったく同じである。
それぞれの身体は異なっていても。
~ヒポクラテス(医学の父)~
犬が天国に行けないとでも思っているのかい?
教えてあげよう。
犬は、我々の誰よりも先に天国へ行って、しっぽを振って
待っているさ。 ~ロバート・ルイス(作家)~
皆さまにも、是非ご覧になってほしい1冊です。
セイコメディカルビューティクリニック 外西