新元号「令和」と大和魂 | Seikoの幸せクリエイトブログ

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美を磨き、数秘・カラーセラピー・カードで望む未来を創る錬金術師、山田聖子です。

トータルビューティサロン”あるけみ~さ”経営。
JR国立駅から徒歩5分にある、個人サロン。

☆ノーファンデ歴四半世紀以上の美肌仕事人☆

新元号が決まりました。

「令和」 

 

品格と柔らかさ、新鮮さを感じる良い響きです。

 

1の時代から2の時代へ

と移り変わる今にふさわしい元号です。

「競争ではなく、協力」

調和・分かち合い・受容

のエネルギーを感じます。

 

今日は、日本という国に生まれた日本人として、

ちょっと真面目なことを書いてみます。

 

まず、多くの人が感じたかもしれませんが

「和」が使われたことは嬉しいことです。

 

おそらく、昭和の時代を生きた人にも馴染みやすい文字であり響きかと。

 

「和」は日本の心。

 

そもそも、あの聖徳太子が定めた『17条憲法』で

第一条に掲げたのが、

「和をもって貴し」

でした。

 

実は、この新元号が決まった時、2014年の9月に聴いた氷川神社の宮司さんのお話を思い出しました。

当時、宮司さんがわざわざ、17条憲法の現代文訳付のプリントをコピーして下さり、興味深いお話を聴くことが出来ました。


 

☆知育・体育は学校で教わりますが、

徳育(人が生きる道に徳をもって生きる)は、

どこが発祥となっているのか…が宮司さんのお話のテーマでした。

 

徳育に欠かせないのが、

『礼』とのこと。

 

604年に聖徳太子が中央集権の整備のために、

日本国民の規範として定めた『17条憲法』。


『17条憲法』4条にある、

『群計百両、礼をもって本とせよ』

=政府高官や一般官吏たちは、礼の精神を根本に持ちなさい。

~敬う心を持って、人民を治めること。

上の者が礼法にかなっていれば、

社会の秩序も乱れず、

国全体として自然と治まるものだ~

と、あります。

 

それが、江戸時代では、

『江戸しぐさ』など、

商人が作った規範のもとにもなっているそうです。

 

江戸時代では、道の7割を空けて端を通り、

いつでも大名や産婆さん、飛脚が

通れるようにしていたそうですし、


喫煙しぐさでは、

食事処、子供の前では吸わないことが当たり前のことだったそうです。

 

『うかつあやまり』

という言葉もあったようで、

足を踏まれた方が、

こんなところに足を置いていてごめんなさい」と謝ったそうです。

 

そうやって、おのずと謙虚になり、

周りに対する配慮、目配り、気配り、

心配りがうまれたそうです。

 

これによって、

『和』が保たれる→大きい和→大和(ヤマト)

大和魂とは、

ここからきているのでしょうか…

 

それゆえか、17条憲法の1条には、

「1にいわく。和をもって貴しとなし、さからうこと無きを宗とせよ」

とあります。

 

2条の仏法僧より、3条の天皇崇拝よりも上にあるわけです。

良いお話でございました。


うかつはよくあるけど、

こんな使い方、できたらいいですねニヤニヤ

 

敬う心、

心配りなど礼節をわきまえ、

共に助け合っていくべし。

競争ではなく、

協力し合い

それぞれの花を

咲かせましょうぞ。

 

今回の「令」は、

礼をもって本とせよ!

という

神様からのメッセージ(お告げ)

なのかもしれませんね。

 

色でいえば、マゼンダやピンク、グリーンなどが思い当ります。