出会ってくれたあなたへ



こんにちは、レバンタールです。

14時46分、お祈りをささげました。
祈る、ということが
いかにパワーがあることか
この1年で身をもって感じているので

震災から10年目の今年の祈りは
地球を包み込むくらいに届いている
そう信じています




当時、私は福島県で養豚場に勤めていました。
原発の近くです。

豚の飼育業務をしていたので、
地震の時は、もうすぐ母豚から離乳する子豚の大きさをチェックして回っていました。


慌てて豚舎から出ると、
牧場内を移動するための軽トラックが
左右に倒れそうなくらい揺れていて
私も立っていられませんでした。


大きな揺れが落ち着くと、
他の同僚さんたちと、
1番に豚の安否を調べに行きました。


柵が壊れたところから子豚が逃げて
一匹一匹追いかけました


中には隙間に入り込んでしまった子豚を
もぐって助けに行ってくれた同僚さんもいました

余震が続き、
外に出ようといっても
最後まで柵の状態を確認している同僚さんもいました


みんな、目の前のことに一生懸命でした



原発で何が起きているのか
海で何が起きているのか
考えもしなかった



そこからのことは
全部、非現実的で
夢の中にいるようでした


家財も車も手放しました


それでも
私も私の家族も、無事でした

でも、同じ地域にいながらお亡くなりになった方、被害にあった方がたくさんいて


私だけ無害で
安全な北海道に出向できて


時が経つほど、平穏な日常になるほど
私だけ申し訳ない、という気持ちになっていました

海も、私が怖いからではなく
被害にあった方に申し訳なくて
私だけ平気で行けてしまったらダメだと思って
ずっと避けてきました



でも11月リトリートに参加して
海の愛に包まれた時
ようやくわかりました


亡くなった方々や被害にあわれた方々のためにも、
まず私から幸せになること
それが大切だということ


私が自分を生きることで
愛と感謝と真心の波動を放って

家族から、友人から
幸せが広がる


その波動はいつか地球を覆える
魂の世界からも、それは見えると思うのです


とっても壮大なことのようですけれど、


自分が愛の波動を出せるようになったら
愛の波動を出している人たちに次々に出会えました
これからも出会えるでしょう

だから
決して不可能ではありません


ジョン・レノンの『イマジン』が
強烈に響いてきます

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ


拝啓ジョン・レノン様
ようやく私も仲間になれました




真心を込めて
ありがとうございます