我が家の中学受験は、当初都立中高一貫校希望からスタートしました。 

 ただ、色々考えた末、途中から私立に切り替えしました。

切り替えに至った経験をまとめたいと思います。 

 

切り替えの理由は主に以下になります。

 ①内申書 

②併願校戦略 

③倍率 



 

①内申書

 都立一貫校の合否は、試験の点数+内申書で決まります。 

内申書の配点は学校により違いますが、高い順に並べると以下になります。 


 30% 富士、桜修館、大泉など

 25% 小石川、白鷗など 


 内申はあゆみを元に換算されるので、あゆみでどれだけ大変よいを取るかにかかってきます。

 我が家は息子、娘ともにあゆみの内容は良くありませんでした。 先生との相性もイマイチでしたね💦

内申のマイナス分は、試験でカバーしなければならなくなる為、学校生活で失点につながる様な言動に対して私はかなりナーバスになっていました。申し訳ない…




 

②併願校戦略

都立中高一貫校では適性検査型を採用しています。

 文章やグラフから必要情報を読み取り、解を導き出すものです。

 良い試験だなと思う反面、私立で適性検査型を採用している学校はあまり多く無いのが残念なところ。 

また、算数は私立よりも出題範囲が狭い為、私立4科を併願する場合は独自に勉強しなくてはならない。(通う塾によるかも知れません)

我が家は私立対策が思うように進みませんでした。



 

③倍率

都立中高一貫校の場合、入学辞退を想定して合格者数を多めに出すことはあまり無く、志願者倍率は私立より高めです。年々減少傾向にあると言われますが、三鷹、小石川等は5倍近くです。


★2024年度の倍率

三鷹4.81倍(前年度5.78倍)

小石川4.41倍(同4.81倍)

桜修館4.41倍(同5.40倍)

両国4.38倍(同4.84倍)

白鷗4.20倍(同4.55倍)

大泉4.17倍(同4.59倍)

立川国際4.07倍(同3.80倍)

南多摩3.73倍(同4.14倍)

富士3.54倍(同3.59倍)

武蔵2.63倍(同2.94倍)



 我が家は①②は叶わなかったのですが、逆に対応可能なら候補に入れてみてはと思います。

 特に②について、私立対策が主で都立は併願の一つとするお子様も一定数います。

このようなお子様は、独自に対策されるのでしょうし、両立されているのは本当にすごいなーと思いますおねがい


都立が気になる方の一助になれば幸いです。