今日の昼前あるお客様がセイコーにきた


そのひとはには依然大変お世話になり、会話も弾むわたしの好きな人である


しかし彼は今無職だという


わたしが世話になっていた会社は辞め


次の会社に転職したというのは聞いていたが


そこをやめたみたいなのだ


経理他事務をすべて任され9ヶ月目の頸


いきなりだったらしい


話を聞いてるとめちゃくちゃな会社らしいが


よくよく聞いてみると年商9億超の外食チェーン店だという


3年余りでぶっちぎりに飛躍し22店舗をかまえているらしい


女社長一人でである


あとはすべて店舗の店長が正社員


なので本部の事務は娘二人が手伝っていたという


そこで彼が雇われ女社長と娘二人にかこまれ


事務所を切り盛りしていたらしい


話を聞くと月の売上げが平均7千万円を超えるというのに


事務所はまるで整理されておらず


返済表も契約書も許可書もあちらこちらに無造作に散らばり


どこから手をつけていいかわからない状態だったらしい


しかし彼はまず書類を分類し、毎月の返済表を作成し


無駄な払いごとをピックアップし社長に会社にプラスになるような


提案をし続けていたらしい


去年の12月に入社して9ヶ月目ちょうど会社の事情もわかり


さらなる飛躍が期待できる頃突然の電話があったらしい


「来月から給料払われへん」


わたしはそんなはずはないと思う


7000万のやりくりで30万が出せないとは思えないからである


読み通り娘の嫉妬らしい


娘たちは高給を取りながら洋服代や家電製品まで


領収書を取り会社に払わせていたのだが


これがやりにくくなったのであろう


話を聞いていても


女社長が嫌っている様子もなく本当に災難である


ここまではよくある話なのだが


実はこの外食チェーンの会社


ジャフコ が乗り込み上場の計画が上がっているらしいのだ


2年後が目標らしい


すでに公認会計士を派遣され


準備は整いつつあるらしいのだ


しかし実はこの会社消費税の免税期間を過ぎた今年から


財政が火の車らしいのだ


消費税額は年間5000万円これを今までは


免税されていたがこの納税が始まったとたん


日銭が足りないらしいのだ


各金融機関はどうぞ納税資金に使ってくださいと


協会付きのスーパーじんそく を進めてきていたので


申し込むと各行すべて首を横に振ってきたらしい


なぜ上場準備の会社がと思ったが


実は決算書に短期貸付金の項目にある貸出先に問題があるらしい


女社長の内縁の男の名前である


そして彼の不動産や金融債権は真っ黒だったのである


もちろん女社長は知ってはいたが銀行というのはそういうものである


しかしジャフコ は違う。


「まず今年、欠損処理しまひょ」


「ほんで次の年には消えとりますわ」


何とも頼もしいではないか


しかし上場準備に公認会計士の経費50万


ジャフコ に対する経費40万


あともろもろ結構年間1000万円を超える経費がかかるみたい


2年間


もし無理ならジャフコもここまで手を加えないだろう


台所火の車でも上場


どこかのノンフィクション経済小説の舞台みたいである


相手がヤクザかジャフコだけの違いかな


しかしここに彼がうまく溶け込むことができれば


ストックオプションだとかで臨時ボーナスも


てな話にはならなかったのか


わたしも上場については詳しくないので


これを機会に勉強して


いずれは上場企業をと勝手に


意気込むのであった