東銀座 歌舞伎座・・・

『二月大歌舞伎』の観劇に運ばせて頂きました。

 

 

一体どれくらいぶりか・・・

忘れてしまっている久しぶりの歌舞伎座・・・

 

 

その風格と佇まい・・・

いくつの時を経ても・・・

変わらず素晴らしいと感じます。

 

 

第一部・・・

  第二部・・・

 

今回は第三部を鑑賞させて頂きましたが、

コロナ禍、お客様の入れ替えにもこれまでに無い変化があるようです。

 

 

公演終了後・・・

 

劇場前で・・・

胸に残る思いを胸に・・・

 

 

第三部の見どころの一つは・・・

 

 

「連獅子」

中村勘九郎さんと勘太郎さん親子で仔獅子に挑んでいらっしゃる舞台です。

 

勘太郎さん、九歳。

これまで最年少であったお父様十歳での連獅子を更新し・・・

愛らしくも頼もしい勘太郎さんの獅子の姿・・・

それはそれは素晴らしい魂を受け継ぐ親子共演・・・

 

お二人の舞を拝見し・・・

精一杯の拍手を送らせて頂きながら・・・

なぜか、自然と涙が流れていました。

 

その心に浮かんでいたのは・・・

天国へ旅立った、18代目 中村勘三郎さん。

 

9年前・・・

文京区のご自宅から・・・

勘九郎さん、七之助さん、そして、お孫さんの勘太郎さん、

ご家族が見守る中、花吹雪とともに旅路の途に向かった、

その瞬間の景色を思い出しつつ・・・

 

本当に・・・

素晴らしい『連獅子』を鑑賞させて頂きました。

 

きっと・・・

何処かでこの舞台を親子連獅子をご覧になっていらっしゃるでしょうね・・・

ふと、そんなことを思いながら・・・