ずっと気になっていた映画を観て来ました。
と、言っても・・・
気になっているのは、その撮影ロケ地。
「マチネの終わりに」
何度となく流されている予告編VTRを観て・・・
「あれは絶対、あの場所!」と、自身の答え合わせの鑑賞です。
その回答が判明したのは、
最後の最後のラストシーン。
結果からと言うと・・・
「大正解~!」
思っていたとおり、
それは、ニューヨークのセントラルパークの中にある”べセスダの噴水”
予告編で見た一瞬の背景の建物と雰囲気で「あの場所は絶対、ニューヨーク!」
主なロケ地はパリの中、でも、あのシーンは絶対ニューヨークのはず・・・
そう確信して、もやもやしていた気持ちがスッキリしました。
象徴的な建物・・・
このテラスでは多くの映画のロケ地としても使われていて人気の場所です。
その前にあるのが水の天使が見守る噴水・・・
冬季は水が流れていませんが、観光客が絶えず訪れる場所で・・・
映画のシーンと同様にここで記念撮影をする人もたくさん・・・
ちょうど1年前の今頃の11月は私もNY在住のお友達の照子さんとお散歩がてらここに。
寒い日でしたがセントラルパークの奥にあるここまで来ると自然と体もぽかぽかと・・・
「マチネの終わりに」のロケも同じ昨年の11月後半だったようですね。
もしかしたら撮影中の福山雅治さんと石田ゆり子さんと遭遇していたのかも。
しかも!
映画のシーンで観た角度からすると、
ちょうどラストの二人が出会う辺りが私達のこの撮影場所あたり~!
答え合わせ以上にいろいろと新たな確認も出来ました。
さて・・・
そんなところから幕を開けた映画鑑賞でしたが・・・
人生すでにひと山もふた山も超えて
道中いくつかの愛に廻り合う事も経験したその歩みの中で、
過去と未来の出来事に心揺らぎながら、今ふと立ち止まる。
「人を愛すること、
愛すべき人がいること、
生きて巡り会えたこと・・・」
どういう形であれ、それがどういう意味のあることなのか、
映画の台詞の行間の中にその意味が隠されていました。
答え合わせのはずの映画鑑賞。
でも、思いがけなく・・・
過去の轍に想いを残す余韻と未知に課題を偲ばせる、
そんな作品との出会いとなりました。