先週末は娘の初英検受験日でした。
何もかも初めての経験に緊張している様子。

「受験地と受験番号だけは忘れずにね。」
「初回だし、練習だから大丈夫だよ~。」
と励ますも、車内での表情はこわばったまま。

会場は英語系の専門学校で
「ママここ通いたーい」とはしゃぐ私に見向きもせず
周りの学生さん達に目が釘付け。

英検終了後、私の元へ戻ってきた娘は号泣。
「どうしたの?」と聞くと
「全然解けなくて悔しかった。。」
と目を真っ赤にしていました。

落ちることを前提に、経験として受験してもらった英検。
でも娘にとっては一大イベントだったようで
「受かるまで絶対やる!」
と闘志を燃やす姿に思わず
「あらまー、負けず嫌いはばっちり遺伝したわね。」
と感動で言葉を失う。

そんな娘の姿を見て、正直とても羨ましくなりました。

私達大人は、歳を重ねるにつれて
挑戦することが怖くなります。

挑戦にはリスクが付き物。

今のライフスタイルが変わることへの不安や
失敗に対する恐怖を感じるより
何も行動せずにコンフォートゾーンにいた方が楽。

だから「このままでいいの?」
と感じていても、心の声を無視し続ける。

そのモヤモヤは消えず
雪だるま式に大きくなるばかりで
時間がだけが過ぎていく。
そんな経験ありませんか?

去年の8月、日本会議通訳者協会(JACI)にて
沖縄出身の法廷通訳人金城初美さんの
功労賞記念講演の同時通訳を担当する
機会を頂きました。

詳細は過去の投稿で書かせて頂きましたが
私はあの経験で、コンフォートゾーンから抜け出し
チャレンジすることの素晴らしさを学びました。

たとえそれが、自分のスキルレベルを
はるかに上回るプロジェクトや案件だったとしても
勇気を出して飛び込んでみるのです。

同時通訳が終わった瞬間
止まらなくなった涙。
胸が焦げるように熱い想い。
通訳パートナー達と共に感じた
達成感や連帯感。

準備期間の不安や恐怖
当日の息を呑む緊張感さえも心地よかった。

一度でもそういう体験をすると
あの感覚が忘れられなくなります。

もちろん成功体験ばかりではなく
今回の娘のように
失敗して自分の不甲斐なさを感じ
悔し涙を流すことがほとんどです。

でも、私はその熱い想いを感じて生きていたい。
挑戦する心を忘れずにいたい。

悔し泣きする娘をぎゅーっと抱きしめて思わず
「あー最高!ありがとう!」
と叫びました。

夢を諦めない。
ママの挑戦は続きます🔥