最近読んだ本。
白石一文さんの『ほかならぬ人へ』
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直木賞を受賞した作品と言うことで、内容も堅いのかなと思って手に取りましたが、
そんなことはなく、綺麗だけじゃない人間らしい恋愛ストーリーでした。
読まれた方は感じられた方もいらっしゃると思いますが、表面的な愛と本質的な愛が対比的に表現されていて、紆余曲折ありながらも本質的な愛に気づく主人公が描かれています…
自分は結婚するとき、幸せそうなんだけど*表面的な夫婦*だけにはなりたくないなと思ったんですよね。
言葉で表すのは難しいですが、
家族に対して出せる素の自分を結婚相手には出せないとか、
相手を信じきれないとか、
表面的にいくら素敵でも自分の気持ちに嘘をつき続けるような、そういう関係では『結婚』をしたくないって思ってました。
気持ちのどこか太い部分がちゃんと繋がっている夫婦。ぶつかってもいいから お互いを尊重できて心から思いやれる夫婦。
そんな夫婦になりたくて、そんな夫婦になれると思って結婚しました。
本当の意味で深いところでつながるのは、もっともっと後かもしれないし、色々な場面・時間を共有してみないとなんとも言えないかもしれませんが、相手もこの人となら『本質的な愛』を全うできると感じてもらえる相手を見つけることが、まず重要なんじゃないかなと改めてこの本を読んで考えさせられました。
この本とは関係ありませんが、本は頭を整理する勉強にもなりますし、考えるきっかけを沢山与えてくれるイイものですね。
本はあまり読まない方でしたが、今になってようやく好きになり始めました。
一週間に一冊!そんな小さな目標を密かに立てております藤井聖子オフィシャルブログ「SEIKO'S IR」Powered by Ameba-Image0044_0002.gif