増岡聖子の子育てブログ「我が家の子豚ちゃん、バレリーナになれるかな?」

増岡聖子の子育てブログ「我が家の子豚ちゃん、バレリーナになれるかな?」

根っからの自由人の夫と息子、バレリーナを夢見る娘・・・食生活・予防接種・健康管理・習い事に至るまで、聖子なりの子育て奮闘記を綴っていきます!

 子豚ちゃんは、1週間ほど前からパリ入りしています。先月もリハーサルでベルリンとパリを往復しました。

(灬˘╰╯˘灬)♥。・゚   この時期にパリ?? 

ヾ(*≧∀≦*)ノ そぉなのですっ! 子豚ちゃんってば、パリオリンピックのオープニングセレモニーで踊らせて頂きますっ!

 

 ネットニュースなどでご存じの方もいらっしゃるでしょうか?

ダンサー達の抗議活動が、ダンサーの地位向上を求める運動にまで発展しそうな気配を見せ、パリでは結構なニュースになったようです。

 

それもその筈・・・

 7月22日(月)、本番の会場となるセーヌ川沿いで、オープニングセレモニーのダンスシーンのリハーサルが行われました。ドキュメンタリーを撮っているカメラや、各メディア、上空には取材ヘリまで飛び、川向うに見物のパリ市民も加わって、初めて明かされるダンスに皆が注目していたのです。

 

 さぁ、いよいよですっ!

 2000人の応募者の中からオーディションで選ばれた150人のフリーランス・ダンサー達が、セーヌ川沿いに並んでいます♪

 一斉に踊り出す瞬間ですっ! 音楽スタート~♪♪

 

 

 その時の様子を、現地メディアはこのように記しています。

 

 

Lundi, quai de la Corse, sur l'ile de la Cité, les artistes sont restés huit minutes immobiles, poing levé, pour symboliser leur mouvement de revendication.

 

 

(¯―¯٥) えぇ~っとぉ~、  

googleさんに甘えて翻訳してもらうと、こんな風になりました。↓

 

 

「月曜日、シテ島のコルス通りで、アーティストたちは抗議運動を象徴するために拳を突き上げ、8分間動かなかった。」

 

 

 

((゚□゚;)) そぉなんです・・・

彼らは、拳を上げたまま、8分の曲が終わるまで微動だにしなかったのです。

 

 

 事の顛末は、↓こちらの記事に書かれています。

 

 要約すると、フリーランスのダンサー150人や、フランス各地にある国立振り付けセンター(アーティスト育成を目的とした芸術センターと言っていいのかな?)からの参加ダンサー約50人と、バレエカンパニーからの参加のダンサー約80人とのギャラや待遇に差があり過ぎたっ!!っていうのが、そもそもの発端だったようです。

 

 どうして、こうも待遇が違うのかっ!!

 

 ベテランダンサーが多かったこともあり、法律に詳しく、これまでにも沢山の相手と交渉をしてきたであろう数人のリーダーが皆をまとめ、労働条件と出演者間の報酬格差の改善を求める抗議行動として、8分間の静止に至ったのです。

 

 

 日本国内の報道では、リハを完全ボイコットしたかのような印象を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 あの日の2回目の音出しでは、ダンサー達は作品へのリスペクトを込めて、しっかりと踊りました。

 ですが・・・生憎、音響機器のトラブルで音が途切れてしまうというハプニングが重なってしまいました。でも、ダンサーたちは声を掛け合い、口々にカウントを取って踊り切ったのです。

 

 

 

 報酬の格差是正や、宿泊費や交通費の条件改正等の難しい交渉は、アーティストの労働組合が巻き取って行っています。

 

 

 思わぬ展開となった五輪参加! 子豚ちゃんは、英語で経過を通訳してくれる仲間を増やし、状況についていくのがやっと(笑)

 

(。-_-。) 1回目は踊らないでストップするっていうのは知っていたんだけど、拳を上げるのって・・・

 

( ˘ ³˘) さては子豚ちゃん、皆が拳を上げるのを見て、慌てて自分も同じポーズをとったに違いない(笑)

 

 

 子豚ちゃんは、今回、踊る事のみならず、地位や労働環境を自身で整えていくという勉強をしたようです。 世界って広い・・・

 

 子豚ちゃんが参加している作品だけではなく、パリ五輪の開会式では様々なアーティスト3000人が活躍するといわれています。楽しみだぁ~。

 

 因みに、子豚ちゃん達の作品は、日本時間26日の深夜27時頃、27日の明け方3時頃というべき??

 また、現地の記事の写真、向かって左側の端っこに、子豚ちゃんがいる筈です。

(*- -)(*_ _)ペコリ