木曜日は妻の2回目のオニバイド投与の日でした。


前日の水曜日に、


「もう、抗がん剤やめようか…。」


と妻が言いました。


答えに詰まってしまいました。


治療をやめるということ、死を連想してしまいます。でも、抗がん剤で体力を奪われるよりは、緩和ケアで過ごすのが良いのだろうかとも考えました。


いつかくることとは思いながらも、2人とも抗がん剤の中止に関しては口にしたことがありませんでした。


前向きで諦めない妻に何て言おうと悩んで、次の日の朝に、


「きつかったら1回スキップしてみたら?」


と言うことしかてまきませんでした。




妻のお腹は腫瘍が大きくなって妊婦のように膨らんできています。膵腺房細胞癌の性質なのでしょうか?それともたまたまでしょうか?浸潤は無いように思えます。


圧迫による痛みは出てきていて、麻薬テープを貼るようになっています。飲む麻薬薬の方はまだ飲んでいないと思います。



木曜日、体調も戻ってきたので妻は1人で抗がん剤に行きました。血液検査の結果、LDHという数値が下がっていて、薬が効いているのでは無いかとの話でした。ただ、副作用が厳しそうなので量を減らしての投与になりました。主治医の先生は減量なしで投与したかったみたいです。妻の希望でステロイドを処方してもらいました。


少しでも副作用が少なくなってくれますように。




現在は少しずつでも食べられるようになっています。腫瘍が少しは小さくなって、胃への圧迫が緩んでいるのではないかと思います。


副作用や腫瘍のせいで食事や水分が取れなくなり、再び点滴が必要になった場合のために、近所の病院に私が受診行ったときに、妻に点滴をしてもらえるとのことを確認しました。妻に話しましたが、紹介状のこともあるので、先延ばしになりそうです。


できたら、穏やかな日が続きますように。

膵腺房細胞癌の患者さんの参考になればと、ブログを書いています。


アブジェムからレットヴィモに抗がん剤を戻していましたが、造影剤CTの検査で効果が無いと判明したため、2月5日の木曜日よりオニバイドを投与することになりました。


以前に主治医の先生と話したときにオニバイドはフォルフィリノックスの派生薬のようなものだから効果は微妙だと聞いていましたが、妻の希望もあり投与することになりました。


上記の造影剤CTの検査で、腫瘍が拡大しお腹を圧迫しているのが分かったそうです。私から見ても妻のお腹が異様に膨れているのが分かるので、無理を言って検査を入れてもらった結果でした。


オニバイドから1週間、副作用からなのか、腫瘍が胃や内臓を圧迫しているためか、飲み物を飲んで無くても嘔吐するようになっていました。


「胃が潰されているのかも…。」


弱音を吐かない妻が言いました。


そんな状況でもがまんする妻ですので、火曜日に徳大病院に電話で相談しました。急遽、休日明けの木曜日に診察を入れてもらいました。


私は1年間の研修が終わり現在は約半年間の試用期間ですが、無理を言って休ませてもらい連れて行きました。血液検査の結果、生食と痛み止めの点滴をしてもらいました。半休の予定でしたが会社の好意により休みにしてもらえました。


帰り道に車の後ろに敷いた布団で寝ていた妻が、何も食べてないのに嘔吐するのを見て、背中をさすることしかできない自分の無力さを痛感しました。その背中をさすることも気持ち悪いからと拒否されてしまいました。


その後、金土と妻の勤務先の病院に無理を言って点滴をしてもらいました。ビタミンや吐き気どめも点滴してもらったらしく、大分ましになった様に見えました。


「りんごが食べられた。美味しかった。」


と仕事中、うれしそうにLINEが送られてきて泣きそうになりました。


オニバイドが効いたのか、副作用が軽くなったのか、吐き気どめが効いたのか、少しは食べられるようになり、何も食べていなかったのに出ていたゲップの回数が減りました。


しかしながら、週末、処方された麻薬湿布を貼っていました。痛みが出てきているみたいです。



そして月曜日、緊急時にお世話になる病院に妻を連れて行きました。緩和ケア病棟もある病院です。内科の先生に病状を話しました。ほとんど私が話し、妻が訂正や補足をしてくれました。


オニバイドは治療経過も分かっている徳大病院で行いことを確認しました。緩和ケアでは入院と在宅を交互に行う方針の確認をしました。また、血液検査をしてくれ、カリウムが欠乏しているのが分かり、点滴してもらいました。


点滴中、私が席を外していた間に緩和ケアの先生が来られて声をかけてくれたそうです。来月には、緩和ケアの受診になります。


緩和ケアと聞くと悪いイメージもあるかもしれませんが、痛みや不安をコントロールしてくれQOLを向上してくれると思っています。



帰りにうどん屋により、釜揚げうどんを頼み妻は一口だけ食べて残りは私。おでんと稲荷も妻が少しかじって残りは私。と言った感じで遅めの昼食を取りました。



今週の木曜日は2回目のオニバイドの投与があります。私も余り休めないのと、今回は大丈夫そうなので、妻に1人で行ってもらう予定です。




11月、手術ができるかもしれないと涙を流した日から3ヶ月しか経っていないのに。そう思ってしまいます。



今日は妻と結婚式を挙げてから10年になります。


あれからいろんなことがありました。


涼介の誕生、妻の病気、仕事のこと、父の死、他にもいろいろありました。


どんなときでも一緒にいてくれる妻に感謝しかありません。


ありがとう。